スープの素材はカツオ節と昆布のみ! 元ボクサーが店主の「和だしらぁめん うめきち」
北海道ウォーカー
ラーメン激戦区札幌にも近年増え始めた「ノーアニマル」系のラーメン店。ノーアニマルとは豚骨や鶏などの動物系の素材をスープに使わないラーメンの総称です。基本的に煮干しや昆布、カツオ節、サバ節、鮭節などが使われることが多いのですが、スープに使う素材はカツオ節と昆布のみという新しいお店のご紹介です。

「和だしらぁめん うめきち」は、ススキノからほど近い、国道36号沿いの南5条北東の角に2017年3月にオープンした新店。大きな通りに面した角の路面店ということでとても見つけやすい立地が特徴です。こちらでは和のテイストを強調したスープのラーメンをランチタイムにワンコインで食べられるのに注目。ランチ限定で「煮干しらぁめん」と「中華らぁめん」が500円でいただけます。

「煮干しらぁめん」(ランチ500円、ディナー600円)は、スープをカツオ節と昆布だけでとった透き通ったスープに煮干しの香味油を加えた味わいが特徴。やさしい純和風の出汁から立ち上がる優しい香りと、煮干し油のまろやかさが喜多方風の縮れ麺に良くマッチしています。塩ダレにはムロアジ節、サバ節で旨味を加え、使用される宗谷の天然塩には、自然な甘味と出汁の旨味を引き出す塩気が同居しています。

一方、「中華らぁめん」(ランチ500円、ディナー600円)はこの店のラーメンの基本形。カツオ節と昆布の元スープに香ばしいネギ油を加え、一切の雑味を感じさせないスッキリとした味わいのスープが特徴です。こちらの味付けには醤油ダレを使用。豚バラチャーシューを煮込んだ煮汁を使った、やや甘めの優しい味わいです。

店長の広島忠晃さんは「私は元ボクサーなんですが、減量などの苦しみから一食のありがたみが身にしみてわかるタイプなんです。たった一食のラーメンですが、安心しておいしいものをお安く提供することに専心しています」とお話ししていただきました。

実はこのお店の店主はあのワンコインの人気店「中華そばカリフォルニア」の立ち上げにも関わったという人物。今回はカツオ節と昆布のみのスープという、まるでおそばのような究極の和をラーメンに取り込み、新しいジャンルにチャレンジしています。
■住所:札幌市中央区南5条東2-11-1 ■電話:090・8636・0141 ■時間:10:50~15:00(LO)、19:00~翌01:00(LO) ■休み:日曜 ■席数:12席(禁煙)
【北海道ウォーカー編集部】
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