人気グルメが一挙集結!!福岡空港のフードコートがスゴい
九州ウォーカー
2017年2月に全8店が出そろった福岡空港国内線2階の「the foodtimes」。一般的なフードコートとは一線を画す、高級感のあるオシャレなしつらえ。話題店の人気料理ほか、ここでしか食べられないメニューもあり、日本人、外国人観光客だけでなく、グルメ目当てに訪れる客も増えている。2017年11月には3階に「ラーメン滑走路」も開業予定。


ローストビーフ&ステーキ ANZU

外国人、日本人観光客だけでなく周辺の住民も集まるなど、福岡空港内で“ガッツリ肉”を食べたい人でにぎわう同店。精肉の卸業からスタートした実力派トンカツ店「あんず」のネクストブランドだけに、肉の旨さはおスミ付き。


メニューの柱となるのはステーキとローストビーフ丼。なかでも、コスパも優秀な「牛ハラミステーキ」(950円)は、まず食べたい一品だ。脂身が少なくヘルシーな赤身の牛ハラミが約120g。程よくレアで出される肉は柔らかく、噛むごとに肉汁が染み出てくる。肉の旨味を見事に引き立てるジャポネソース風のオリジナルステーキソースも秀逸。ワサビ醤油やおろしポン酢もチョイスできる。

また、ローストビーフボウル(1382円)は、スライスされた赤身肉がご飯が見えないほど覆い尽くしボリューミー! ステーキと同じく3種のソースから選ぼう。さらに、イベリコ豚のサイコロステーキ(1058円)や「花咲カルビの鉄板焼き」(842円)など、大満足の肉メニューがズラリ。すべて+216円でライス&スープを付けられる。
井手カツ丼

1949(昭和24)年、佐賀県・武雄市発祥の「井手ちゃんぽん」が仕掛ける、系列唯一の丼専門店。佐賀を飛び出し各地で展開する名店「井手ちゃんぽん」は、それぞれの土地でソウルフード的存在に。隠れた逸品のカツ丼にもファンが多く、丼に特化した「井手カツ丼」も連日大盛況だ。


一番の人気メニューは、通常のカツ丼の肉を増量しさらに温玉をのせた「至福のカツ丼 温玉のせ」(1100円)。ブランド豚を使った揚げたてのカツをサクサクと切り分け、甘めのタレを張った小鍋に入れ直火でグツグツ。タレの旨味、タマネギの甘みが染み込んだカツに卵2個を使いふんわりトロトロにとじる。上にポン!とのった、温卵を割り絡めながら食べると、まろやかさも加わりまさに至福の味わいだ。カツ丼のほか、親子丼、玉子丼、他人丼も楽しむことができる。
因幡うどん 福岡空港店

博多うどんを代表する名店で、1951(昭和26)年、福岡市因幡町(現在の天神1丁目付近)の商店街に店を構えたのが始まり。福岡空港店は、初のフードコートへの出店となる。


北海道産羅臼昆布、長崎五島、島原産の煮干しイリコなどの魚介素材に、大分日田「原次郎左衛門」の醤油、赤穂の塩といったダシに使う材料を厳選。創業時の製法にこだわり、奥行きのあるコクと旨味、豊かな香りがあり、程よく塩気が効いたスープに仕上げている。また、博多うどんの特徴である太くふっくらとした茹で置き麺にも注目。柔らかいなかにも心地よい弾力、もっちり感がありスープとの相性も抜群。

系列全店を通じて不動の人気No.1を誇る「ごぼう天うどん」(530円)に加え、福岡空港店の限定メニュー「博多鶏うどん」(680円)も人気が高い。鶏うどんのスープは、うどんダシと鶏白湯スープをブレンドしたもので、より濃厚な味わいとまろやかさが楽しめる。うどん以外にそばもあり、ともに温冷メニューを用意。みやげ用うどんの地方発送もできる。
スーラーメン まくり

福岡市・飯倉にある隠れ家的麺&飲茶「黄金の福ワンタン まくり」の系列店。福岡空港店では、“黄金”の肉汁があふれ出る「ワンタンメン」(850円)など、本店で人気上位のメニューを厳選して提供する。なかでも、外国人ファンも多いプッシュメニューが「スーラーメン」(850円)。白と黒、2種の酢の酸味、ラー油、ブラックペッパーの辛みが絶妙に調和し、程よいとろみのある鶏ガラ主体のスープが細麺にねっとりと絡んで美味。通常はピリ辛味で、好みに応じて無料で激辛にも対応してくれる。

そのほか、「完熟トマ玉麺 黒酢風味」(850円)、濃厚なゴマ風味の「担担麺」(850円)などの麺メニューがそろい、すべて注文後に中華鍋で丁寧に仕上げ熱々で提供。残ったスープにライス(180円)を入れてシメるのもオススメ。


サイドメニューの特大焼き餃子(4個入り400円)も人気の一品。
天神B.B.Quisine

1970年代より人気を博す、レストラン「風月」のロングセラーメニュー「ビーフバター焼き」。熱々のビーフソテーにオリジナルの和風バーベキューソースをかけたこの鉄板料理を、“多彩なトッピングとともに”の新スタイルで打ち出したのが福岡空港内「天神B.B.Quisine」だ。


基本となるビーフバター焼きは600円。それに、チーズ、半熟卵、辛子高菜、アボカド、パクチーなど、ショーケースに20種近く用意されたトッピングを自由に選んでカスタマイズできるのがいい。シャレたオープンキッチンに据えた鉄板で肉を焼き、仕上げにソースをかけるとジュジュジュッ!香ばしい香りと音、煙が食欲を刺激する。

アルコールは、生ビールのほか、飲みきりサイズのワインカップ(赤、白、ロゼ各600円)も用意。同じく「the foodtimes」内にある「RED BROOKLYN」などと同じく早朝6:00から営業し、10:00まではBBQソーセージドッグ(500円)などのモーニングメニューも楽しめる。
【九州ウォーカー編集部/取材・文=上村敏行、撮影=戸高慶一郎】
九州ウォーカー編集部
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