福岡観光でハズせない!!ランチで食べる名物グルメ5選

九州ウォーカー

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明太子やモツ鍋など、個性的な食文化が魅力の福岡。せっかく観光で訪れたのなら、昼間からおいしいものを食べて満喫したいところ。今回は、地元でも支持される名物ランチが食べられる5店を紹介!

博多 料亭 稚加榮(ちかえ)


中央の生簀には朝仕入れた魚介が泳ぐ。料理には新鮮なものを使用


1961(昭和36)年に創業した、福岡で知らない人はいないほどの名料亭。本館1Fの生簀を囲むカウンター席と小上がりの150席に加え、大小29の座敷席で旬の素材を使った極上の和食を満喫!接待や新忘年会などさまざまなシーンに活用されている。

【写真を見る】「稚加榮」のテーブルにはチューブの明太子が添えられ、好きなだけトッピングOK


気軽に「稚加榮」の料理を堪能できるのが、11時半から14時のランチタイムに食せる「和定食」と「蕎麦定食」(各1500円)。写真の和定食は、天ぷら、煮物(あら炊き)、お造り、小鉢、お漬け物、お味噌汁という大満足の内容だ。

贈答用417g(5~8本入り)は5616円。ほかのサイズも各種用意する


同店の名物といえば、辛子明太子。北海道産の上質なたらこだけを使用し、地元の酒や枕崎産の鰹節など、味付けをする素材にも徹底したこだわりを持つ。辛子明太子は本館隣りの「稚加榮本舗」のほか、博多駅や市内のデパートなどで販売。

本館隣りの「稚加榮本舗」


福岡・大名という都心にありながら庭園に囲まれた癒しの空間


ランチタイムの予約はできないので、店舗の前には連日長蛇の列が!並んででも食べたい名物ランチを求めて、海外からの観光客の姿も目立つ。生簀を見ながら、目と耳、舌の五感で味わう極上の味をぜひ体感してほしい。

[博多 料亭 稚加榮]福岡県福岡市中央区大名2-2-17 / 092-721-4624 / 11:30~22:00(LO21:00、昼定食 11:30~14:00) / 休みなし

新三浦


現在は5代目が店を継ぐ、博多水炊きの老舗的存在


1910(明治43)年に創業した「新三浦」。100年超の長きに渡って変わらないおいしさを守り続ける、鶏の水炊きの名店だ。夜だけでなく、お昼から博多水炊きを味わえるとあり、地元の人はもちろん、観光客や有名人も多く足を運ぶ。

九州産の鶏肉は身離れがよく、お箸でホロリとほぐれて食べやすい


自慢は創業時から365日、毎日継ぎ足して作る秘伝の白濁スープ。鶏ガラを10時間以上グツグツと煮込み、アクを丁寧に取り除くことで旨味をたっぷり含んだスープができあがる。まずはスープだけを味わってから、鶏と野菜などの具材を入れていこう。

「梅コース」(税別3400円)。当日受付もできるが混み合う可能性があるのでできれば予約を


メニューは昼も夜もコースのみ。昼の「梅コース」(税別3400円)は、鶏の湯引き、水炊き、野菜、スープごはん、デザートと充実の内容。「スープに始まりスープで終わる」というコンセプトの同店。〆はスープをごはんにかける「スープご飯」で余韻に浸れる。

御笠川を望む、落ち着いた雰囲気の座敷の個室


席は御笠川を眺められる座敷の個室のほか、和モダンな雰囲気のテーブル席、創業当時の雰囲気を残す座敷席など、さまざまなタイプを用意(昼のコースはテーブル席のみの案内)。最大60名まで対応もできるので、大人数での団体利用も可能。100年の重厚な歴史漂う雰囲気で美食に酔いしれよう。

[新三浦]福岡県福岡市博多区石城町21-12 / 092-291-0821 / 12:00~15:00、18:00~22:00(最終入店20:00) / 日曜休み、不定休

元祖博多めんたい重


タレの辛さはお好みで調整。入店時にまず辛さを選ぶシステムがおもしろい


福岡の定番「明太子」を思う存分味わえる、日本初の明太子料理専門店。名物は、店舗の名前にもなっている「元祖博多めんたい重」(1680円)。特製のタレにじっくり漬け込んだ昆布巻き明太子が丸1本、海苔を敷き詰めたアツアツごはんに鎮座。

モチモチの麺は自家製。つけ汁を割りスープで薄めて飲み干すことも!


もう一つの人気メニューが、「めんたい煮こみつけ麺」(1680円)。明太子を煮込み、10種以上の野菜のスープと合わせた濃厚な割下が食欲をそそる。「元祖博多めんたい重」とダブルで楽しむ欲張りな「飯麺セット」(2880円)も大人気。

大人の雰囲気が漂う2階席。窓際の席では、春には桜も楽しめる


1Fは落ち着いた和の雰囲気、2Fはシックな和風モダンと、空間を使い分けることができる。席数は1、2F合わせて全111席と多いが、週末や連休などは外に行列ができるほどの人気店。予約もできるので、予定が決まっている人は事前に連絡がおすすめ。

福岡市役所裏にある、天神中央公園から徒歩すぐ


福岡名物を楽しめるのはもちろん、朝7時から開店しているのも観光客から支持される理由の一つ。福岡を発つ前に、ここで朝ご飯を食べてから、という方も多いそう。「元祖博多めんたい重」(1人前)に限りテイクアウトもOK。

[元祖博多めんたい重]福岡県福岡市中央区西中洲6-15 / 092-725-7220 / 7:00~22:30(ラストオーダー22:00)

中洲ちんや


中洲のゲイツビル裏手に位置。木の看板がシックな佇まい


九州イチの歓楽街・中洲でお昼から極上グルメを堪能できる店がある。それがここ「中洲ちんや」だ。1948(昭和23)年に創業し、まもなく70年になる老舗。精肉業で培った経験で選び抜く、九州産の黒毛和牛をすき焼きやしゃぶしゃぶ、ステーキなどで味わえる。

肉の味をシンプルに楽しめる「焼肉定食」(860円)。+320円で肉を大盛り(1.5倍)にできる


高級和牛をお値打ち価格で食べられると話題を集めているのがランチメニュー。なかでも一番人気を誇るのが「焼肉定食」(860円)だ。熱々の鉄板プレートの上には、黒毛和牛とキャベツがてんこ盛り! オリジナルのソースがさらに旨味をプラスする。

ひと口サイズのお肉がパクパクと食べやすい「サイコロステーキ定食」(1180円)


こちらも人気ランチメニューの「サイコロステーキ定食」(1180円)。あっさりした和風ソースがジューシーなお肉と絶妙にマッチ! 白ごはんとの相性は申し分なし。ごはんは+110円で大盛りもOK。付け合わせにはポテトとホウレン草、コーンが添えられボリューム満点。

店舗入り口には精肉を販売するショーケースがある


カウンター席、テーブル席を用意する1Fフロア


お店は中央の精肉コーナーを挟んで左手が1Fの洋食フロア、右手の階段を登ると2 Fのすき焼きやしゃぶ鍋のフロアという造り。お昼時にはサラリーマンやOLさん、常連さんで店は大にぎわい。カウンターもあるので1人でも気軽に楽しめる。

[中洲ちんや]福岡県福岡市博多区中洲3-7-4 / 092-291-5560 / レストラン(1F)11:30~14:00 17:00~22:00(LO21:30) 、座敷(2~4F) 11:00~23:00(LO22:15) / 日曜休み

割烹よし田 はなれ


日本銀行、水鏡天満宮近くに位置する店舗。ビジネス客が多く行き交う


創業50年超の、老舗割烹料亭「割烹よし田」。その隣に2016年9月にリニューアルオープンした「割烹よし田 はなれ」がある。福岡近郊でとれた鮮魚と、熟練の技を持つ料理人の技術が作り出す創作和食を身近に感じられるよう、カジュアルな感覚で楽しむことができる。

ワサビを乗せて、鯛のダシ汁をかけるとさらに美味!


同店イチオシのメニューが、鯛の旨味を存分に味わえる「鯛づけ丼」(税別900円)だ。ランチタイムは1日限定15食。秘伝のタレにつけ込んだ鯛は、1枚が大ぶりで口の中でトロリととろける。鯛のアラからとったダシをかけるとまた別の味わいが。

「鯛茶+天ぷらセット」(税別1400円)。ごはんはおひつで提供されるのでお代わりOK


よし田名物の「鯛茶漬け」を同店でも食せるのが嬉しいポイントだ。人気は「鯛茶+天ぷらセット」(税別1400円)。まずはごはんと別々に味わい、半分ほど食べたら鯛をのせてお茶漬けというように、2段階で満喫するのがおすすめ。

個室利用もできる、落ち着いた和風のテーブル席


天神のオフィス街近くという場所がら、平日はビジネス客の姿が目立つが週末はファミリー層や観光客も多く足を運ぶ。席はテーブル席のほかに個室も用意。夜は鯛しゃぶコース(4000円)などのコース料理も各種提供するので、宴会や会食などの利用にもおすすめ。

[割烹よし田 はなれ]福岡県福岡市中央区天神1-14-12 2F / 092-734-7255 / 11:30~14:00(LO)、17:00~21:30(LO) / 日曜、祝日休み

【九州ウォーカー編集部/取材・文=山本佳世、撮影=鍋田広一(パンフィールド)】

パンフィールド

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