「いいたまごは、いい親鳥から」国内に約4%しかいない純国産鶏を飼育、淡路島・北坂養鶏場のこだわりに迫る
東京ウォーカー(全国版)
注目のトピックスや新商品、画期的なサービスなど、今知っておきたいホットな情報をOneNews編集部がピックアップ。
今回取り上げるのは、希少な純国産鶏を飼育する淡路島・北坂養鶏場の「島のたまご食べ比べセット」。このセットでは、こだわりの新鮮卵2種類を贅沢に食べ比べができる。それぞれの味の違いやこだわりについて、担当者に話を聞いた。

ーー「島のたまご食べ比べセット」を販売する狙いを教えてください。
北坂養鶏場では、日本在来の鶏を、餌と水にこだわり、ひよこのときから育て上げています。命と向き合い、卵だけでなく、鶏を育むなかで生まれるさまざまな生産物をお届けしてきました。今回、Makuake(マクアケ)で2種類の卵を食べ比べできるセットを販売し、神戸・淡路島以外の全国の方々に、北坂養鶏場の卵を知っていただきたいと思っています。

ーー今回のセットの特徴を教えてください。
もみじとさくら、2種類の卵を食べ比べできます。日本で約4%しかいない純国産の希少価値と、それぞれの卵が持つ味わいを楽しんでいただければと思います。「もみじ」は、黄身が濃厚で際立つ“生食専用”の卵で、生や半熟など、特に卵かけご飯にぴったりです。一方「さくら」は、白身の味わいが深く、メレンゲの仕上がりが細かい、スイーツや料理に最適なプロが選ぶ卵です。

ーー今回のセットを販売するきっかけは何ですか?
2020年、私たち北坂養鶏場を鳥インフルエンザが襲いました。約14万6千羽を殺処分することになり、当時は経営を辞めることも頭をよぎりました。この出来事をきっかけに、多くの人々に支えられていると気づき、私たち北坂養鶏場にとっても大きな転機となりました。

革命的だったり、新進気鋭なことではなくて、皆のなかにもともとある感覚や日常にあったりするものに気づいただけで豊かになれる―。そんな気持ちを大切に、平飼い小屋を新たに作ることにしました。今まで北坂養鶏場を知らなかった方々にも、北坂養鶏場の卵や取り組みを知ってほしいという思いから、makuakeで新商品を販売することにしました。

北坂養鶏場が大切にしていること
(1)約4%しかいない、純国産鶏卵を届ける
北坂養鶏場の卵は、純国産の鶏たちから生まれたもの。「もみじ」と「さくら」、2種類の鶏を飼育し、それぞれの良さや違いを楽しめる卵を届ける。

【もみじ】
純国産鶏の一種で、もみじ色の殻をした卵を産む茶色い鶏。もみじが産んだ卵は、卵らしさをひと際引き出す、味わい豊かな黄身が際立つ。できれば生で食べてほしいという、北坂養鶏場自信の卵。

【さくら】
純国産鶏の一種で、さくら色の殻をした卵を産む白い鶏。さくらが産んだ卵は、調理に向くバランスの良さと、きめ細やかな白身の泡立ちで、シェフ・パティシエにも選ばれる、プロが信頼する卵。

(2)鶏にも、地球にも優しい飼育環境
おいしい卵を作るためには元気で丈夫な親鶏を育てることが大事。淡路島の自然の恵みをいただき、新鮮な地下水から水を汲み上げたり、発酵させた飼料を作ったりと、鶏たちにも地球にも優しい養鶏を目指している。

(3)発酵鶏ふん「島の土」づくりによる循環の体現
鶏の鶏ふんを天然発酵肥料に加工し、島の農作物へ循環している。 鶏は毎日餌を食べ、半分は卵、半分はふんになる。ふんも手をかけることによって大地には大切な恵みになっていく。 循環型養鶏場として島でできる循環にも携わっている。

「島のたまご食べ比べセット」 (3000円)は、応援購入サービス・Makuakeにて2024年2月13日(火)18時まで先行販売中(2024年2月中旬~順次発送予定)。なお、平飼い小屋が完成する2024年3月以降は、「淡路島平飼い卵 もみじのセット」も販売される予定だ。
※記事内の価格は特に記載がない場合はサービス料・税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
この記事の画像一覧(全10枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介