シェフに聞いた!おいしい“七草粥”秘伝レシピとは?
東京ウォーカー
一年の無病息災と招福を願い、昔から1月7日に食べられてきた“七草粥”。年末年始に疲れた胃腸を整えてくれる七草粥は、せっかくだからおいしく楽しみたい。そこで、薬膳で人気の飲食店「笑龍 シブヤ西武店」の副料理長・荒木さんに、おいしい七草粥の作り方を教えてもらった。
まずは、前日のうちにご飯を炊き、米の5〜6倍の水にひと晩浸しておく。翌日に軽く火にかけ、食べやすい大きさに切った七草、生薬(温暖食)を入れてひと煮立ちさせる。この時のポイントは、前日からご飯をつけておくこと。通常2・3時間煮込むところを、前日の夜に浸しておけば、翌日は火を通すだけでお粥になるのだ。
さらに、荒木さんいわく「干エビや干貝柱でうま味を加えるといいかもしれません」とのこと。七草だけだと味気ないので、干エビや干貝柱で魚介の味を加えることで、深い味わいの七草粥になる。
ちなみに七草とは、一般的にセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロを指す。鉄分豊富なセリに血圧を下げるナズナ、健胃・整腸効果が期待できるホトケノザ、ビタミンや鉄分が多く含まれるスズシロなど、無病息災を願って食べられてきたというだけあって、体にいい野菜ばかりなのだ。
家で作るのが面倒くさいという人は、期間限定で七草メニューを販売する飲食店へ行ってみては? レシピを教わった「笑龍 シブヤ西武店」では1月7日〜11(祝・月)の期間「美肌薬膳七草粥」(1300円)を、新鮮な野菜が自慢の「やさい家めい 六本木ヒルズ店」では1月7日に「めい風あんかけ七草ぞうすい御膳」(1800円)を発売予定。体によくておいしい七草粥を食べて、2010年も元気にいきましょう!【詳細は東京ウォーカー1月4日発売号に掲載】
「シェフに聞いた、おいしい七草粥レシピ」
【材料】ご飯…1合分、水…ご飯の5〜6倍、即席和風ダシ…小さじ2分の1、塩…適量、生薬(温暖食)…適量、春の七草…1パック ※お好みで干エビや干貝柱を入れるとおいしい
1.炊いたご飯に水を入れ、ひと晩寝かせておく
2.七草を食べやすい大きさに切る
3.ご飯を火にかけ、とろみがついたところで味付け。七草・生薬(温暖食)を入れて、ひと煮立ちさせれば出来上がり
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