「ジュンク堂書店」池袋本店のブックカバーがおでかけマップに!“最新地図”を作った理由
東京ウォーカー(全国版)
グルメから観光まで、池袋のおでかけは“ブックカバー”でばっちり!?
2017年8月28日(月)に開店20周年を迎えるジュンク堂書店 池袋本店では、書籍を購入するとついてくるブックカバーが、8月1日(火)から20周年記念デザインになっている。描かれているのは、手書きで作られた南池袋のお出かけガイドマップだ。かわいいイラストとともに「Loveちくわパン」「かべ一面メガネ!」など、一言コメントで紹介されているスポットはなんと50ヶ所。おでかけ情報を手掛ける編集部としては、このカバーは見逃せない。カバーができるまでの経緯を、ジュンク堂書店に聞いた!

「実は、池袋本店が開店した当初、周辺の地図を作って配ったことがあるそうなんです」そう話してくれたのは、ジュンク堂書店 池袋本店で人文書を担当している井手さんだ。「20周年記念の企画にあたりさまざまな意見が出たのですが、その中に『20周年の機会に、最新版の地図を作りたいね』という案がありまして。それとは別にオリジナルカバーの企画も動いていて、2つのアイデアを組み合わせ、カバーの図柄を地図にすることにしました」。池袋にオープンした時から“街”を意識していたジュンク堂書店。このカバーは“初版”ではなく、20年が経ち、地域に根ざした今だからこそ作れる“改訂版”だったのだ!

地図に掲載されたおでかけスポットは、池袋本店周辺のおすすめを店内スタッフから募集した結果を取りまとめたのだそう。「地図のデザインやイラストもスタッフが担当しまして、本当にジュンク堂スタッフの手作りカバーになっています」とのこと。おすすめスポットの中には、「書店フレンズだよ!」という一言とともに三省堂も紹介されているなど、ユーモアたっぷり。池袋で働く書店員の生の声がそのまま地図に反映されている。2017年の池袋最新地図だけあって、8月10日(木)にオープンする丸善 池袋店も描かれている。ジュンク堂書店で本を買ったら、カフェを併設した都内最大級の文具専門店に足を運んで、丸善伝統のハヤシライスを味わう。そんな風に、本をおともに散策ルートを考えられるのもこのカバーの魅力のひとつだ。

ブックカバー以外にも、さまざまな20周年記念企画を開催中のジュンク堂書店 池袋本店。なかでも井手さんのおすすめは「ほんの、3冊」という企画だ。これは店頭の応募箱やTwitter上で送られた「本を選んでほしいテーマ」から、池袋本店の書店員がテーマに沿った3冊を選ぶというもの。選ばれたセットは9階で展示販売されているので、どんな本が選ばれたのか気になる人は要チェックだ。

20周年ブックカバーは文庫、A5ソフト判、B6ハード判の3サイズ展開。カバー配布はなくなり次第終了なのでご注意を。お気に入りの一冊に出会ったら、書をもって池袋の町へ出よう!【ウォーカープラス編集部/国分洋平】
国分洋平
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