活ガニ専門の老舗料亭旅館「間人温泉 炭平」で、“幻の間人ガニ”を用いたカニ味噌を味わうフルコースが提供スタート
東京ウォーカー(全国版)
株式会社 炭平旅館は京都「間人(たいざ)温泉 炭平」にて、従来のカニのフルコースを進化させた新フルコースの提供を2024年1月から開始した。

「カニ味噌を味わう10種の料理」で構成されている今回の新フルコースについて、担当者に話を聞いてみた。
ーー今回のフルコースの意図や狙い、ターゲットは?
150年以上続くカニの料亭旅館として、カニ料理を常に進化させていくことを表明したく新フルコースを用意しました。ターゲットは富裕層、外国人観光客、グルメな人たちです。
ーー今回の新フルコースのイチオシポイントは?
カニ料理でも「カニ味噌」にこだわった10品の料理でフルコースを作ったことです。活ガニのおいしさは「カニ味噌」をいかに料理するかにかかっています。

従来のフルコースを進化させた、“カニ味噌を味わう”新フルコース

間人温泉 炭平は活ガニ文化を大切にしており、また間人では茹でたカニではなく活きた生のカニの鮮度を楽しむことが一般的。活ガニのおいしさは「カニ味噌をいかにおいしく味わうか」に集約されるため、カニ味噌にこだわった10種の料理の開発に至った。
新フルコースの提供を決めた背景には、「生のカニ味噌の刺身」や「カニ味噌のしゃぶしゃぶ」などのバラエティ豊かな料理で、日本のカニ料理のすばらしさを世界の人にも堪能してもらいたいという想いがある。

新鮮な活ガニを安定的に提供できる水槽を完備

間人温泉 炭平には、8層✕200杯=1200杯の活ガニが入る水槽がある。毎日一杯一杯を手に取ってチェックが行われ、最高のカニが提供されている。
幻のカニ「間人(たいざ)ガニ」について
「間⼈ガニ」とは、京都府北部の京丹後市「間⼈港(たいざこう)」で⽔揚げされた松葉ガニのこと。間人ガニは間⼈港が漁場の丹後半島沖まで近いため、⼩型漁船でその⽇獲れた松葉ガニをその⽇のうちに港に持ち帰る「⽇帰り操業」が可能。新鮮さがおいしさの源である⼀⽅で、冬は時化やすく漁獲量が安定しないため、幻のカニと呼ばれている。
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