バレンタイン商戦開始!拡大する“自分へのご褒美”ニーズ、売れ筋は“カワイイ”が詰まった商品!?
東京ウォーカー(全国版)
2024年の「イトーヨーカドーのバレンタイン」商品説明会が2024年1月16日(火)、都内で開催された。今年のテーマは「チョコの数だけ笑顔がある。」。“自分へのご褒美”ニーズに応える商品を多数用意しているという。

今年も、チョコレートの美術館「MUSEE du CHOCOLAT(ミュゼ・デュ・ショコラ)」をコンセプトに、自分へのご褒美や友達とのシェア用に開発したチョコレート、また、家族向けチョコレートなど、ユーザーの多様なニーズに合わせて多くの商品を展開する同社。
イトーヨーカ堂グロサリー部 銘店・食品ギフト担当 マーチャンダイザーの荒幡淳さんは「2022年は市場規模が拡大し、当社のバレンタインチョコの売り上げも年々上昇しています」と話し、トレンドとなっている“自分へのご褒美”チョコについては、「もともと“お返しに対する悩み”というのがあったところに、コロナ禍があった。義理チョコが終わったのは、それがきっかけなのかもしれない」と分析する。

また、同説明会に出席したショコラコーディネーターの市川歩美さんも「自分チョコへの予算が年々上がっているというデータを見ますし、私の周りでも『自分チョコしか買わない』という人は多くなっている。バレンタインイベントの会期の最初のほうに来ているという方は、消費期限のことを考えても、人に贈るというよりは“自分のために”押さえに来ているんだと思います」と付け加える。
説明会が開催された「イトーヨーカドーアリオ 葛西店」では、早速「ゴンチャロフ」とサンリオキャラクターのコラボ商品「サンリオキャラクターズ メリーゴーランド缶」(2268円)が売り切れた。キャラクターものや、アニマル系(特に猫がモチーフになったもの)は、売れ筋なのだという。



荒幡さんは「『ゴンチャロフ』とサンリオキャラのコラボ商品は、キャラクター好きの世代の人にも話を聞いて開発を進めたこだわりの商品。パッケージのイラストはオリジナルの描き下ろしで、人気上位キャラであるマイメロディ、クロミ、シナモロールと、“オールスター”をモチーフにしたチョコが集結しており、味は『ゴンチャロフ』らしく、お子さまにも食べていただきやすい味わい。シナモロールの顔形チョコは、特にかわいいので注目してみてください」とアピールする。
また、荒幡さんは「イトーヨーカドーでしか買えない、ベルギーショコラブランド『モナトリエ』、『クローネ・ド・ショコラ』とのオリジナルコラボ商品も自信作です。一つひとつのチョコが大きすぎると言われることもありますが、それが特徴なんですよ」とコメント。これに市川さんも「フォトジェニックではないけれど、大ぶりでひとつ100円台。本場のベルギーチョコに引けを取らない味、多くの世代に楽しんでいただける味で、コスパが良い。高級チョコと違ってリラックスして食べられるカジュアルなチョコです」と納得し、「近年のバレンタインチョコは、高級チョコか、手頃だけど特別感のあるもの、そんな2つのタイプがトレンドになってきていると思う」と解説していた。



取材・文=平井あゆみ
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