チュートリアルが“若き才能”に対し本音を吐露、ダウ90000蓮見翔は「気持ちが悪い」

東京ウォーカー(全国版)

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今注目の8人組・ダウ90000が、ゲストを招いて1日限りの予測不能なライブを繰り広げる「+90000(タスキューマン)」の第2弾が、2024年2月19日(月)・20日(火)の2日間、東京・六本木の「EX THEATER ROPPONGI」にて開催される。2回目のゲストは、「M-1グランプリ」2006年チャンピオンのチュートリアル(徳井義実さん・福田充徳さん)。その開催を前に、チュートリアルとダウ90000主宰の蓮見翔さんにインタビューを敢行し、お互いの胸の内やライブの見どころについて聞いた。

チュートリアルとダウ90000がライブ「+90000」を開催


下は22歳から上は26歳まで(※2024年2月15日時点)という年齢のメンバーで構成されるダウ90000。この8人組ユニットを主宰するのが、「Forbes JAPAN」の「世界を変える30歳未満」のひとりにも選出された脚本家・蓮見翔さんだ。

【写真】徳井義実さん、蓮見翔さん、福田充徳さん(写真左から)にインタビュー!


――今回のライブ「+90000」では、蓮見さんと徳井さんによる描き下ろしネタが楽しめるということですが、徳井さんは、蓮見さんのような新たな“若き才能”が出てくることを、どんなふうに思っているのでしょうか?

【徳井義実】嫉妬…はちょっとありますよね。なんかほんまに、ダウのネタを見たとき「うわ!なんかいいな」って。まず「いいな~」って思いましたから。でも逆に言うと、「2世代くらい年離れててよかったな」と思って。安全なスタンスが取れるじゃないですか。心から「好きですよ」って言えるから。必要以上に嫉妬しなくてすんでよかったです(笑)。

――年の差は感じますか?

【福田充徳】年の差は、すごく感じますよ。それこそダウの若い子やったら、自分らの半分ぐらいの年の女の子とかもいるし。今まで、そうした年齢の方々と一緒にやらせてもらう機会もなかったですからね。だから、(一緒にライブをやることで)どうなるのか、全然予想がつかへん。お客さんの雰囲気もどんな感じなのかわかっていないですしね。僕らの普段の寄席などと、お客さんの層も全然違うのではないかなと。ウケるのか、ウケへんのか。もうウケへんかったら、全部蓮見くんのせいやし(笑)。ウケへんかったら、ちょっと蓮見くんのこと嫌いになって帰ると思います(笑)。

――ダウ90000の魅力はどんなところだと思いますか?

【徳井義実】やっぱり台本ですよね。構成が緻密やし、一つひとつのワードも。蓮見くんはこのワードなんやなとか。そういうのが一つひとつおもしろいし、ちゃんと意図を感じるというか。ほんまやったら、もう少しここで大袈裟にしたら、もっと笑いが起こりそう…といったところも、そこはそんなに行かずに、グッと抑える蓮見くんの美学。なんか様式美みたいなものもあるし。やっぱり台本が好きですね。また、キャラクターも、それぞれにそれぞれのハマり役があったり。そういうところが魅力だと思います。

【福田充徳】やっぱりみなさんすごくおもしろいですし、そもそも演技力もしっかりベースにあるから、すごいなと思っています。

――蓮見さんは、このライブに先立って出されたコメントで「学校から帰ってきて手も洗わずに(過去に放送されていた)『侍チュート!』を見ていた」ほどチュートリアルが好きだと話されていらっしゃいましたが、改めて、チュートリアルのことをどういうふうに思っているのか教えてください。ご本人たちを目の前に言いにくいとは思いますが、嫉妬心とかライバル心とか、そういった感情も抱いていらっしゃったりするのでしょうか?

【蓮見翔】嫉妬とかライバル心とか思ったこともないです!いや~、本当にずっと見てきた方々なので、やっぱり緊張がずっと取れないです。僕は、痛いお笑いファンのひとりとしている感じなので。M-1や「侍チュート!」を見てからずっと好きだった人たちが、こんなに近くにいるっていう感覚が今もずっと抜けないですね。「めっちゃうれしい!」っていう感覚。書いてきた台本を渡して、ネタを読んでもらって、やってもらうっていうことの緊張のほうがやっぱり、はい。

【福田充徳】蓮見くんにとっては先輩になってしまうので、一緒にやっていてたぶんなんか言いたいやろうけど、我慢していたら申し訳ないなとかは思います。僕は、徳井の書いたネタしかほとんどやってきていないんですよ。だから、このやり方で合ってんのかな?とか、ダウの世界観に僕が入ることによって、なんか思っているのと違う感じになっていたら申し訳ないな、とか思いながらやっています。

【徳井義実】それは本当にそうですよ。守りたいライン、壊していたらどうしようとか思います。

【蓮見翔】いや、本当にチュートリアルさんにコントを書かせてもらって、舞台上でやってもらっているなかで、おふたりが間違えていることなんてないんですよ。おふたりがやりやすいようにやるっていうことが正解。僕は「こうしてほしい」というのが強くありそうに思われがちなんですけど(笑)。本当になんでもいいんです。やりづらくなければいいな、と思いながら書いています。

【徳井義実】これがね(笑)。僕ら世代とか、僕らより上とか、ちょっと下ぐらいのこのタイプの人って、「こうじゃないと」とかがめっちゃあるタイプの、割と気難しい、コミュ力ない人が多かったはずなんですよ。でもこの世代がそうなのか、この人がそうなのか、こだわりもあってちゃんとすごいものを書くんだけど、コミュ力もあって、なんかスタッフにもちゃんと気を遣えるみたいなね。なんだか、(レーダーチャートの)五角形がすごいデカいから気持ちが悪い!

【蓮見翔】僕は(元コメディアンで劇作家の)小林賢太郎さんがすごい好きなんですけど、あんなに尖っているとは思われたくないというのがあって。それがすべてです。

【チュートリアル】反面教師やったんや(笑)!

――2024年2月19日(月)・20日(火)に開催される「+90000」第2弾は、どのような内容なのでしょうか?

【蓮見翔】「+90000」は、小屋を押さえてあるので、そこで、芸人さんをお呼びして何かをしましょう、というようなコンセプト。今回はチュートリアルさんとコントをいっぱいやるという。お互いネタを書いて持ち寄ってやるという感じです。

【徳井義実】僕はこのメンバーで、できるものを作ったっていう感じですかね。人数も多いですし、チュートリアルとダウの年齢差もどうするかっていう。でも、そこはもう、年齢差を無視して(笑)。「あんまり年齢で縛らずに考えようか」みたいになって。まあ蓋を開けたら、ある程度、年齢差のこともちゃんと向き合っている内容になったんですけどね。逆に年齢差があってよかったですね。

【蓮見翔】あと、今回のコントでは、徳井さんが女子メンバーのセリフを書いているものもあるんですけど、今までいろんな方々が書いてくれた台本のなかで、徳井さんに書いていただいた女性のセリフが“一番しっくりきている”と感じています。女性のセリフを書くのが、めちゃくちゃうまい人です!

【徳井義実】でもそこは、実はちょっと怖かったんですよ。同世代の女性がしゃべることやったら、ある程度は自然には書けるんですけど。やっぱり、あの年齢の子たちの言葉がどうかっていうのは、わからないから。しっくりきているのなら、じゃあ、よかったです(笑)。

――若者のリアルな会話みたいなのは、どこからかヒントを得ているのでしょうか?

【徳井義実】やっぱり若いお姉ちゃんと遊んでいるから(笑)。でも、街のファストフード店で横の席から聞こえてくるようなこととかが、たぶん、頭のどっかに入っているんでしょうね~。お稽古場でダウの会話を聞いていたりすると、「そうなんや。今の若者はみんな、基本はラップの話なんや」といった気づきもありました(笑)。へぇ~!みたいな。YouTubeでも見ている動画が違う。

【蓮見翔】確かにラップは僕ら世代はめちゃくちゃなじんでいるものとしてありますね。YouTubeの使い方、たぶん全然違うんですよね~。でも本当に、チュートリアルさんの前でメンバーがラップの話とかしているの、嫌ですね。おふたりがいるんだぞ!って思っています(笑)。

「+90000」の稽古場の様子

「+90000」では、蓮見翔さん、徳井義実さんの描き下ろしネタが披露される


取材・文=平井あゆみ

+90000<出演者>
ダウ90000
ゲスト:チュートリアル
オーガナイザー(神さま):いとうせいこう

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