ウォーカープラス編集部が厳選!新宿で行きたい観光スポット30選
東京ウォーカー(全国版)
さらに便利で魅力あるターミナルを目指して、複数の再開発プロジェクトが動く「新宿グランドターミナル」構想が計画されている新宿エリア。そんな新宿で人気の観光・おでかけスポットを、ウォーカープラス編集部がピックアップ!アミューズメント施設から百貨店まで、新宿へ出かけたら押さえておきたいスポットを紹介しよう。
■熱闘が繰り広げられる「神宮球場」
1926年(大正15年)に竣工され、東京六大学野球をはじめとする学生野球の聖地として、またプロ野球の東京ヤクルトスワローズの本拠地として、数々の熱戦が繰り広げられている球場。プロ・アマチュアを問わず、年間約500を超える多くの試合やイベントが開催されており、連日多くのファンが足を運んでいる。夏休み期間中のナイター開催時は、試合中に300発の花火打ち上げも予定されており、ビール片手に野球と花火を楽しむことができる。監督や選手とコラボした“選手グルメ”や、ワンハンドで食べられるおつまみも充実している。
■クラシック音楽を上演「東京オペラシティ コンサートホール」
「東京オペラシティ」は、京王新線初台駅の地下に直結する複合施設で、大階段のガレリアや、屋外広場のサンクンガーデンなどのパブリックスペースではさまざまな造形美が楽しめる。オフィス、商業施設なども入る54階建ての超高層ビルとなっており、B1階から2階まではレストランやショップが入店。3階に「東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル」が入る。東京オペラシティビルの芸術顧問であった作曲家の武満徹さんの名前を冠している。座席数は1500席を超え、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団が定期的にコンサートを開催。また、アマチュアの楽団の演奏会も行う。変形ピラミッド型の天井、2層のバルコニー席、天井の採光窓が印象的だ。
■体験型ミュージアム「東京おもちゃ美術館」
小学校の旧校舎を活用したミュージアム。館内のほとんどのおもちゃは実際に手に取って遊ぶことができ、手作りおもちゃのワークショップも毎日開催。木工イベントでは、さまざまな形の木片から好きな形を見つけて、紙やすりでつるつるに磨き、イニシャルスタンプを押して、キーホルダーに仕上げることができる(※月替わりで内容が変わる。詳しくは公式サイトで確認)。館内には美術館を運営する「芸術と遊び創造協会」が選定した歴代のおもちゃが並ぶ「グッド・トイてんじしつ」や、0~2歳の小さな子どもが国産の木のおもちゃで遊べる「赤ちゃん木育ひろば」、靴を脱いでのびのびと過ごせる「おもちゃのもり」など、さまざまなテーマの部屋がある。赤ちゃんから大人まで、おもちゃと遊びをたっぷり楽しめる場所だ。
■大人の女性がターゲット「NEWoMan新宿」
JR新宿駅直結の複合施設。「上質で本物を求める大人の女性」をメインターゲットに、ファッションやコスメ、雑貨など、ハイセンスなライフスタイルを提案するショップが約100店集まる。さらに、クリニック、保育園、イベントホールなどもあり。注目は、朝から夜まで食事を楽しめる飲食エリア「フードホール」。オイスターバーや寿司、ニューアメリカンスタイルのレストランなどが軒を連ねる。そのほか、カフェや、話題のスイーツ・惣菜が豊富に並ぶフードマーケット「エキナカ」(駅改札内)などもあり、グルメが充実している「NEWoMan新宿」。日本最大規模の高速バスターミナル「バスタ新宿」にも接続しており、バス利用者にも便利だ。
■物産展や屋上ビアガーデンが人気「京王百貨店 新宿店」
新宿駅西口から徒歩約1分に立地する百貨店。毎年開催され、行列が絶えない「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」をはじめとしたさまざまな物産展のほか、夏には屋上ビアガーデンも人気だ。また、2023年春の食品フロア改装に続き、2024年2月には、デンマーク・コペンハーゲン発のライフスタイル雑貨ストア「フライング タイガー コペンハーゲン」など、新たに11店舗を順次オープン。婦人服を中心に30店舗をリニューアルし、アパレルブランドは、サイズバリエーションやファンを多く持つ好調店を拡充する。ターゲットは30代~50代。より多くの顧客に愛される店作りを目指す。
■新宿を代表する百貨店「新宿高島屋」
1996年(平成8年)10月4日開店でタカシマヤ タイムズスクエアの中核店舗であり、JR新宿駅新南口のランドマークとなっている。駅直結でアクセスも便利だ。施設内には、インターナショナルブランド、服飾雑貨、リビング用品、食料品、美術画廊のほか、エステサロンやフィットネスなどもそろう。さらに南館7階には、演劇、ミュージカル、文芸講演会などを開催する「紀伊國屋サザンシアター」といったエンタメ施設も。13階には、石畳やウッドデッキを設置した緑豊かな屋上庭園があり、休憩スポットとして利用できる。
※高島屋の「高」ははしご高
■ゴッホの「ひまわり」を常設展示「SOMPO美術館」
1976年に損保ジャパン本社ビル42階に開館した美術館が、2020年7月に敷地内に建設された美術館棟に移転しオープン。東郷青児の作品を中心に、1987年10月にはゴッホ「ひまわり」、1989年1月にはゴーギャン「アリスカンの並木路、アルル」、1990年1月にはセザンヌ「りんごとナプキン」が加わり、展示内容が一躍充実した。ゴッホの作品は展示室最後で常設展示され、「ひまわり」はアジアで唯一見ることができる。年5回ほど国内外作家の企画展を開催し、青少年向けの教育プログラムなど、芸術の次代を担う子どもたちへの教育にも力を注ぐ。
■カフェやレストランも併設「新宿中央公園」
1968年に淀橋浄水場跡地に整備された区立公園としては最大の公園。西新宿エリアの東京都庁をはじめとする高層ビル群の中にあり、緑豊かな都会のオアシスだ。園内では、春は桜、秋には紅葉と、季節により四季折々の自然が堪能できる。スポーツコーナーや芝生広場、夏にはジャブジャブ池での水遊びもでき、複合遊具なども備えるので親子連れも楽しめる公園だ。また、2020年7月には、ペット同伴で利用できる「ENGAWA TERRACE」や、屋外くつろぎスペース「MIHARASHI TERRACE」のほか、カフェやレストランで構成された新施設「シュクノバ」がオープンした。「シュクノバ」には、レストランの「むさしの森Diner」、コーヒーストアの「スターバックス コーヒー」が入る。
■夜景や富士山を楽しめる「東京都庁第一本庁舎 南展望室」
東京都庁には2つの展望室があり、どちらも眺望が無料で楽しめる(※当面の間、北展望室は休室。詳細は公式サイトなどを要確認)。南展望室は22時まで営業。東京都心部の夜景、地上202メートルの高さから眼下に広がる東京の街並み、東京スカイツリー(R)や東京タワーだけでなく、空気の澄んでいるときには富士山のシルエットを眺めることも可能だ。展望室内では、夜景を楽しみながら軽飲食もでき、デートにもおすすめのスポットとなっている。また、国内外の来訪者が交流を図れるようにと、“おもてなし”のひとつとして、前衛芸術家・草間彌生さんが装飾を監修した「都庁おもいでピアノ」も設置している。
■吉本興業、東日本最大の常設劇場「ルミネtheよしもと」
JR新宿駅南口に直結するLUMINE2の7階にある、吉本興業、東日本最大の常設劇場。平日は2、3公演、土・日曜、祝日には3、4公演を行い、テレビでも活躍する個性豊かな人気タレントが漫才やコントを繰り広げる。夜は、単独ライブや企画ライブなど、昼間では見られない公演も実施。臨場感あふれるお笑いライブは圧巻だ。そのほか、チケットを持っていない人でも利用できるエンタメショップ(グッズ売り場)では、吉本興業に所属するタレントのオリジナルグッズを多数販売している。毎日公演しているので最新情報は公式サイトをチェックしよう。
■商売繁盛の神「花園神社」
1603年の徳川家康の江戸開府以前から新宿の総鎮守として重要な位置を占めていた神社。内藤新宿が宿場町として栄えるとともに、商売繁盛の神様としてたくさんの人々の信仰を集めてきた。現在も多くの商売人や企業関係者が参拝に訪れる。見どころのひとつは、新宿1、2を争う高さの大鳥居。二宮金次郎像や、宇多田ヒカルさんの母親として知られる藤圭子さんの歌碑も立つ。毎週日曜日に開催される「花園神社青空骨董市」では、古道具や着物、雑貨などの骨董品が並ぶので、掘り出し物を見つけたり、値段を交渉したりと、骨董市ならではの楽しさを味わってみよう。
■日本で唯一のエンターテインメント施設複合タワー「東急歌舞伎町タワー」
2023年4月に東京都新宿区の歌舞伎町にあった新宿TOKYU MILANOの跡地にオープンしたタワーで、オフィスなどは入っておらずエンターテインメントに特化。深夜も営業するなど歌舞伎町らしさを打ち出している。高さ約225メートル、地上48階建て地下5階の超高層複合施設には、ホテル、映画館、劇場のほか、地下1階から地下4階に、エリア最大級である1500名のキャパシティをもつライブホールを設けている。2階のエンターテインメントフードホール「新宿カブキ hall ~歌舞伎横丁」は、「祭り」をテーマとした食祭街を展開。17階にはホテル直営のダイニング&バー空間「JAM17 DINING & BAR」もあり、新しい街の社交場を提供する。
■近代西洋庭園として名高い庭園「新宿御苑」
1906年(明治39年)、皇室の庭園として造られ、後に一般に開放されるようになった。広さ約58万3000平方メートル、周囲3.5キロメートルの庭園は、プラタナス並木が美しい整形式庭園や風景式庭園、日本庭園を巧みに組み合わせている。樹木の数は1万本を超え、桜は65種・約1300本を植栽。さくら名所100選に選定されており、春には多くの観光客で賑わう。ソメイヨシノが見ごろを迎える3月下旬から4月上旬にかけて、特に多くの来園者を迎えるが、4月中旬から下旬に咲くヤエザクラも見応え満点だ。
■都庁グルメも楽しめる「東京都庁」
東京都庁舎は、1990年に完成した丹下健三さん設計の建物。第一本庁舎、第二本庁舎、都議会議事堂の3棟からなり、東京都の行政の中枢を担っている。第一本庁舎は高さ243メートルで完成当時日本一の高さを誇った。22時まで開室している「南展望室」からは「夜景100選」にも選ばれている美しい夜景を眺めることができ、「おもいでピアノ」の演奏もできる(※ピアノは南展望室に設置)。また、第一本庁舎32階には職員食堂があり、一般来庁者も利用できる。食堂フロアは南北に分かれており、それぞれ別のメニューを用意。北側メニューの名物は「都庁ラーメン」(630円)で、そのほか焼き立てベーカリーやコーヒーなどもそろう。
■新宿唯一のボウリング場「新宿コパボウル」
新宿東口から徒歩約5分の場所にある新宿唯一のボウリング場。通常レーンに加え、幻想的な音と光の空間で楽しめる特別レーンもある。同所は、「ボウリング×居酒屋」という切り口で「コパック」というプランを考案。リーズナブルに、ボウリング+飲み放題+食事のセットを用意する。お酒は、世界のビールをはじめ、サワーやワインなどを提供。フードは、フライドポテトや揚げたこ焼き、唐揚げやピザ、おつまみメニューが多彩にそろう。そのほか、ダーツや卓球場、ゲームコーナーなどのアミューズメント設備も充実している「新宿コパボウル」。一日中いても飽きない施設となっている。
■堀や城門の石垣が残る「江戸城外堀跡」
将軍の居城であった江戸城は、政治の中心でもあった。「江戸城外堀跡」は、三代将軍・徳川家光の命で造られた、旧江戸城の外堀が現存している地域。現在は牛込見附(飯田橋)から赤坂見附の間が国指定史跡となっており、堀や土手の遺構、城門の石垣の一部が残っている。ちなみに、現在の牛込橋の交番前には、牛込門の基礎として地中に設置された直方体の石垣石があり、石の側面には「阿波守内」と刻まれている。阿波徳島藩(現在の徳島県)藩主であった蜂須賀家(阿波守)が、牛込門の石垣工事を担当したことを裏付けているのだ。江戸城防備のため、人工で掘削した部分が概ねその形態を留めていることは貴重だそうで、なかでも牛込見付から市ヶ谷に至る間と、赤坂見附付近は満々と水をたたえており、旧観を今に伝えている。
■透かしの唐草紋様が目を引く「学習院旧正門」
国指定重要文化財である「学習院旧正門」は、1877年当時、神田錦町にあった華族学校(現学習院)の正門として建てられたもの。1866年に同校舎が焼失したあと、(第2次大戦前、日本で最大規模だった紡績会社)鐘ヶ淵紡績の手に渡ったが、1928年に目白の学習院本院に戻り、さらに第2次大戦の後、女子学習院が移転してきたため1949年に現在地に移された。門は鋳鉄製で、左右に脇柱と袖塀を持ち、本柱と本柱の間は5.54メートル、本柱と脇柱の間は1.7メートルと規模が大きい。本柱と脇柱は方柱で、透かしの唐草紋様が目を引く。扉は、洋風鉄扉の形式を採っているが、唐草紋様や蕨手(わらびで)紋様を主体とし、日本調のデザインだ。
■ターミナル駅の巨大なアート「新宿の目」
新宿駅の西口地下広場に設置されたアクリル製のパブリック・アート「新宿の目(L'OEIL DE SHINJUKU)」は、1969年に彫刻家・宮下芳子さんが制作したもの。不変的なシンボルとして、多くの映画やメディアに登場している。瞳の高さは約3メートル、横幅は約10メートルにもおよび、作品の内部には照明が埋め込まれている。宮下さんは「怪物的バイタリティを持つ新宿新都心が、現代日本の若さ、たくましさの象徴として世界に鳴りひびいている。 それは大きな大きな空間――その偉大な空間の整形を私は恐れも知らずに引き受けた。底知れない力にみなぎっている怪物を、如何に表現したらいいのだろう…… そうだ!!時の流れ、思想の動き、現代のあらゆるものを見つめる“目”二十一世紀に伝える歴史の“目”…もしかすると 遠く宇宙を見つめる“目”かも知れない。このような多次元の“目”こそ新都心のかなめ『スバルビル』には最適、と思った」と作品を紹介している。
■小劇場演劇の聖地「紀伊國屋ホール」
1964年、紀伊國屋書店新宿本店ビル竣工と同時に開場した紀伊國屋ホールには、以来、文学座、劇団民藝、劇団俳優座、劇団青年座、地人会、木冬社、こまつ座など、日本演劇界を代表する劇団が次々と登場。若手新進劇団にも広く舞台を開放している。劇作家・演出家のつかこうへいさん、野田秀樹さん、鴻上尚史さん、三谷幸喜さんらを送り出し、「新劇の甲子園」とも呼ばれている場所だ。ホールは、ル・コルビュジエに師事したモダニズム建築家、前川國男さんによる設計。2017年には、紀伊國屋ビルとして東京都選定歴史的建造物に選ばれている。また、2023年1月には紀伊國屋ホールを含む全館をリニューアル。2024年は紀伊國屋ビルディング竣工60周年を迎える。
■ワクワク感を満喫「超密室リアル体験型脱出ゲーム」
物語の登場人物となって謎を解き、制限時間内に特定の空間から脱出する「脱出ゲーム」は、体験者数が増え続け、人気が高まっているアクティビティ。なかでも、歌舞伎町にある「超密室リアル体験型脱出ゲーム」は、レーザートラップなど、映画のようなギミックや仕掛けが楽しめるとあって、多くの来場者数を記録している。非日常のワクワク感を満喫できる体験型ゲームは、カップルや家族と一緒にチャレンジするレジャーとしておすすめ。“看守がいなくなってしまった牢屋で、餓死する前に囚人仲間と脱獄する”ゲームなどが用意されているので、それぞれの判断力や分析力、推理力やコミュニケーション力などを活かして謎を解いていこう。
■大会の歴史に触れる「日本オリンピックミュージアム」
「JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE」は2019年に開業。地下1階、地上14階建て、延床面積1万9061平方メートルで、岸記念体育会館から移転したスポーツ競技団体の事務室のほか、会議室、記者クラブ、岸清一メモリアルルーム、「日本オリンピックミュージアム」などで構成される。正面エントランスには岸記念体育会館から移設された岸清一の胸像が設置されている。「日本オリンピックミュージアム」は、本館1・2階に所在。日本オリンピック委員会が運営する日本のオリンピック専門博物館となっており、過去のオリンピック・パラリンピック、聖火トーチが紹介されていたり、競技体験コーナーが設けられていたりする。
■路地裏散策ができる「神楽坂」
坂名の由来については諸説あり、江戸時代中期には既に坂の由来は不明になっていたという。市谷八幡の祭礼において「神輿がここで神楽を奏するため」、または「若宮八幡の神楽が坂まで聞こえてくるため」さらに「赤城明神の神楽堂があったため」などさまざまな説がある。1895年(明治28年)に、甲武鉄道牛込停車場の開設をきっかけに、坂の付近は商店街や住宅地として急速に発展。明治時代後期には牛込区第一の繁華街となり、大正から昭和の初期にかけて新しい東京の盛り場としてにぎわい、「山の手銀座」と呼ばれた。特に善国寺毘沙門天の縁日は人気を集めたそうだ。石畳が続く「かくれんぼ横丁」や「兵庫横丁」「芸者小道」など、ノスタルジックな路地裏は散策にぴったりだ。
■旗艦店ならではの食体験「AKOMEYA TOKYO in la kagu」
「AKOMEYA TOKYO」の旗艦店「AKOMEYA TOKYO in la kagu」は、“一杯の炊きたてのごはんから、つながり広がる幸せ”をテーマにお米や食品、“上質な佇まいを感じる暮らし”を提案する器や調理道具、ビューティケアなどの雑貨を展開。ごはんのお供や調味料などの食品、こだわりの出汁をはじめ、贈り物にもぴったりな商品をそろえるほか、お米の売り場では日本各地から厳選した約20種のお米を量り売りし、好みの分づきに合わせた精米も行う。また、旗艦店ならではの食を体験する飲食スペースも充実。炊き方までこだわったごはんを提供する食事処「AKOMEYA食堂」などを出店している。
■「LOVE」のオブジェが有名「新宿アイランドタワー」
新宿アイランドでは随所にパブリックアートを設置。アーティストが作品に込めた情熱やこだわりを感じることができる。なかでも、ロバート・インディアナ(アメリカ)が制作した「LOVE」のオブジェは、西新宿駅の待ち合わせスポットとしても人気。テレビドラマなどにたびたび登場している。また、同所の敷地内には木々や植栽も豊富。日本最大規模ともいえる西新宿高層オフィス街の中でも、季節を肌で感じることができる。ちなみに新宿アイランドは44階建てで、オフィス、店舗をはじめ、住居や専門学校も入る。都営大江戸線「都庁前駅」より住友ビル方面へ徒歩約8分の場所にある。
■サブカル文化の発信地「新宿ゴールデン街」
およそ2000坪ほどの狭い区画に低層の木造長屋が連なっており、200軒以上の小さな飲食店が密集したエリア。文壇バーなど個性豊かな店も多く、常連客として作家、編集者、映画監督、俳優といった文化人が多く集まることで知られている。このような背景から、東京におけるサブカル文化やアングラ芸術の発信地のひとつともなっている。ちなみに、2009年度版「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で紹介されたことがきっかけとなり、多くの外国人観光客が訪れるように。英語メニューを置く店も増えた。
■暮らしを豊かにする老舗百貨店「伊勢丹新宿店」
暮らしを豊かにする“特別な”百貨店のシンボルとして存在する「伊勢丹新宿店」は、全国の百貨店の売上トップを誇る。世界基準の百貨店となるべく、“高感度上質戦略”“個客とつながるCRM戦略”を推進している。新宿三丁目駅直結でアクセスは抜群。アール・デコ様式の店舗建築となっている。開業は1931年。“ファッションミュージアム”を目指し、2014年3月には婦人フロア、ベビー・子供服フロア、リビングフロアをリモデル。2024年1月には本館4階のジュエリー・インターナショナルラグジュアリー、本館3階のトラストスタイル、本館地下2階のビューティアポセカリーをリモデルし、同年3月20日には、メンズ館2階を大きく変え、リフレッシュオープンした。有名店が軒を連ねるフードフロアなども有する。
■昭和ノスタルジーを感じる「思い出横丁」
新宿西口にある商店街で、別名、思い出横丁と呼ばれている。100坪ほどの土地に、もつ焼き屋・焼鳥屋を中心とした約60軒の飲食店が立ち並ぶ、昭和ノスタルジーを感じさせてくれるスポットだ。思い出横丁の歴史は古く、終戦直後の焼け野原に作られた、戸板一枚で区切った露店商のマーケット、闇市「ラッキーストリート」が発祥と言われている。再開発のもと、当時甲州街道から青梅街道まで連なっていた約300軒の店舗は立ち退くこととなり、現在残っているのはパレットビル(新宿西口会館)から青梅街道までの店舗。昭和の味と人情で発展を続けてきた同所は現在の姿にいたり、外国人観光客にも人気のスポットとなっている。
■本格韓国料理が楽しめる「新大久保コリアンタウン」
新大久保のコリアンタウンは約20年の歴史がある。新宿税務署からJR総武・中央線、山手線のガード下をくぐってしばらくした場所から広がり、「イケメン通り」「大久保通り」「職安通り」付近となっている。ハングル語で書かれた看板が目印で、新宿から歩いて移動することも可能だ。目指すは、韓国風焼肉やトッポギ、ホットクやスンドゥブといった本格韓国料理のお店や、フォトジェニックな韓国風カフェ、コスメやアイドルグッズのお店など。新店舗が続々と登場しているので、流行に敏感な女性たちから人気を集めるショッピングエリアとなっている。
■現代のオアシス「新宿末廣亭」
寄席、それは日本人の心のふるさと。めまぐるしく激動する現代のオアシスでもある。同所は、寄席の伝統を重んじ、その雰囲気を現代にとどめる落語色物定席。落語を中心に、各演芸分野の第一人者が漫才・俗曲・奇術・曲芸などの色物芸を演じる老舗となっている。2022年には、コロナ禍における経営危機の苦境を訴え、独自にクラウドファンディングを実施。同年8月には、同所の存続を支援するため、昼夜公演において、東京の寄席定席の通常公演としては初めて配信公演を実施した。
■今にも動き出しそうな迫力「ゴジラヘッド」
「ホテルグレイスリー新宿」の目印。同ホテルは、新宿歌舞伎町のコマ劇場跡地に建てられた東宝ビル内の映画館複合施設上層にある。ほぼ原寸大のオブジェ「ゴジラヘッド」は、8階のホテルのテラスに。同ホテルの客室「ゴジラビュールーム」では、その大きさ、リアル感を一番よく見える位置から体感できる。 また、「ゴジラビュールーム」のほかに「ゴジラルーム」もあり、こちらはトリックウォール(特殊な塗料を使用し、ブラックライトを当てることで写真やアートが浮かび上がる壁紙)を活用した演出など、遊び心ある仕掛けが満載。ホテルに宿泊して、世界にひとつしかないゴジラのリアルな世界を体感してみては。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
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