お得感たっぷりの“モーニング”が函館でも味わえる!「きんぎょ茶屋」
北海道ウォーカー

一般に喫茶店の“モーニングサービス”とは、朝の時間帯に合わせてドリンクのほかにトーストや玉子などの軽食が付いたお得なセットメニューを指します。名古屋や岐阜を中心とした中京圏の“モーニング”は、とりわけお得感があることで広く知られていますが、そんな中京圏の喫茶店の息吹を函館で漂わせるのが「きんぎょ茶屋」。実は本店が、猛暑の街として知られる岐阜県多治見市にあって、同名で“甘味処・生活骨董”を看板に掲げて営業しています。その多治見スタイルをそのまま函館に持ち込んだ和風のカフェです。

というわけで、この店で採用されている“モーニング”は、北海道では馴染みのないスタイルかもしれません。サービスの時間は開店から14時までと、ちょっと長め。そして一番の違いは、ドリンク料金に100円をプラスするとモーニングが登場するという仕組みになっている点。メニューはポテトサラダ、ゆで玉子、サラダ、ミニぜんざい、トーストという5品で構成されており、お得感に溢れています。ちなみにドリンクのコーヒー(540円)は、サイフォンでたっぷり2杯分が楽しめる量。こちらもお得感いっぱいです。

“甘味処”というだけあって、モーニング以外にこの店の特徴が表れているのはやっぱり甘味です。「ぜんざい」、「おしるこ」、「あんみつ」、「わらびもち」、「シフォンケーキメニュー」など、メニューは充実しているのですが、驚かされるのはそれぞれの豊富なバリエーション。例えば、「あんみつ」はノーマルから、“抹茶”、“抹茶アイス”、“バニラアイス”など、実に多彩です。そんな豊富な甘味を一度に堪能できるものとして、取材時、勧められたのが、「羽衣セット」(810円)です。十勝産小豆を使った白玉のミニぜんざい、ミニミニ芋餅、わらびもち、一口スイーツ、抹茶シフォンとドリンクがセットになっています。

築100年はあろうかと思しき古民家を改装した店内は、どこかレトロ感が漂います。その雰囲気をより演出しているのが、店内の至るところに並ぶ生活骨董雑貨の数々。ひと昔前に用いられた食器や小瓶が展示、販売されています。また、本店のある多治見は焼き物の街としても有名。窯元として知られる「仙太郎窯」の陶器を販売しながら、その素晴らしさを伝えています。

きんぎょ茶屋 ■住所:函館市末広町20-18 ■電話:0138・24・5500 ■時間:10:00~18:00(LO17:30)、11~4月は~17:00(LO16:30) ■休み:不定 ■席数:18席(禁煙)
【北海道ウォーカー編集部】
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