【福岡観光ガイド】マチナカからすぐ! 福岡市民の憩いの場「大濠公園」

九州ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

秋の行楽シーズン到来。連休は遠くへおでかけもいいけれど、近くてリーズナブルに楽しめる公園で外遊びはいかが?

ビルが立ち並ぶ中、池と緑の美しい景観が広がる


黒田長政が福岡城を築いた際に、博多湾の入江であったこの地を外濠として利用、1929年(昭和4年)県営大濠公園として開園した。歴史と自然を感じることのできる公園で、日本有数の水景公園とされている。公園内には、池の周辺約2kmの周遊道、野鳥の森、児童遊園、能楽堂、日本庭園、福岡市美術館があり、福岡市民だけでなく観光客も多く訪れる。

【写真を見る】名だたるランナーも練習の場として走ったランニングコース


能や狂言を愉しめる能楽堂


池を周回するコースは周約2kmで、足に優しくジョギングに適するといわれるゴムチップ舗装で負担が少なくて走りやすいのも嬉しい。また距離の表示もあり、ジョギングやウォーキングの場として多くの人が利用している。

トリムを始めダイナミックな遊具が充実している東側児童遊園(くじら公園)


ブランコ、砂場、すべり台付複合遊具などがあり、土日には多くの家族連れでにぎわう。西側の児童公園(どんぐり公園)、木陰も多く小さな子供向けの遊具が充実!

本格的な茶会や文化的な集いにも利用される伝統的な日本庭園


日本庭園の伝統的な庭園技法による古典美を基調としつつ、近代性を盛り込んで作庭された築山林泉式が美しい。広さは12,000平方メートルで、白壁の築地塀と樹林に囲まれた園内には、大池と築山の大池泉庭、曲水の流れ、枯山水庭、数寄屋造りの茶室と露地庭などが配置されて周遊することができる。園内には、黒松・樫・楠・楓・サツキ・ツツジ・アセビなどの多彩な植栽が行われ、春から初夏にかけて新緑とサツキ・ツツジなどの花木、夏の深緑と秋の紅葉など、四季が織りなす風情を楽しむことができる。特にサツキ・ツツジの花が咲き乱れる初夏の景観には多くの人が訪れる。

ボートは、白鳥ボート(足こぎ)、手こぎボート、あめんぼボートの3種類


ボートハウスでは、のんびりボートを漕いでゆっくり過ごして

【白鳥ボート(足こぎ)】(3人用) 30分 1,000円 [超過料金]10分毎 300円 ※大人2名+小学生1名 または 5才以下2名まで、(4人用)30分 1,600円 [超過料金]10分毎 500円※大人4名 または 大人3名+小学生以下2名まで

【手こぎボート】30分 600円 [超過料金]10分毎 200円※大人3名 または 大人2名 + 小学生以下2名まで

【あめんぼボート】(1人用)30分 600円 [超過料金]10分毎 200円、(2人用)30分 1,000円[超過料金]10分毎 300円 ※安全の為、身長145cm以上に限る

マチナカにあり、通勤や通学、ランニングや散歩など多くの人が行きかう。福岡市民の憩いの場


マチナカにあり、通勤や通学、ランニングや散歩など多くの人が行きかう福岡市民の憩いの場となっている。敷地内に駐車場(有料)もあり、ボートハウスの飲食店やスターバックスも。近隣には、福岡城跡や護国神社なども観光スポットもあり、周辺一体で楽しめる。

朱色が美しい大濠公園のシンボル浮見堂


美しい池には、たくさんの鯉やカメも


【九州ウォーカー編集部/文=安藤エリカ、撮影=菅祐介】

九州ウォーカー編集部

この記事の画像一覧(全9枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!全国の花火大会ランキング

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る