音楽・花火・フード！約9万8000人が来場した大盛況の大阪泉州夏祭り！

8月26日・27日の2日間、大阪・泉南樽井サザンビーチにて関西最大級の音楽フェス「MUSIC CIRCUS'17」をはじめとする「大阪泉州夏祭り2017 Supported by たかじんAWARD」が開催された。「泉州地域に新しい祭りを」との思いから発案された本イベントは、音楽フェスをはじめ泉南市では13年ぶりに復活した花火大会、グルメイベント、カーショーが同時に楽しめる複合型イベントとなった。

今年4年目を迎える音楽フェス「MUSIC CIRCUS'17」には、世界トップクラスのDJやアーティストが登場。国内からはPerfumeのプロデューサーで知られる中田ヤスタカ、EXILEファミリーの新グループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEなどが出演。また、レゲエシンガーMUNEHIROや卍LINEなど話題のアクトも登場し、圧巻のライブパフォーマンスを披露した。

ビーチ開催が特徴の同音楽フェス。会場はほぼ砂浜ということもあり、来場者はサンダルや水着での参加が可能。快晴となった青空の下、来場者は開放的な雰囲気で音楽に酔いしれていた。海辺ではバナナボートやジェットデッキなど話題のマリンアクティビティが楽しめることもあり、順番待ちの列ができるほどの人気に。バナナボートを体験していた女性グループは、声を上げながら楽しんでいた。

同音楽フェスのPR大使を務めるゆりやんレトリィバァ、ダイノジ、藤崎マーケットなどのお笑い芸人も出演。また、ゆりやんレトリィバァにそっくりなDJ JULIANは、ダイナマイトボディを揺らしながら踊り会場を沸かせた。26日(土)にはシークレットゲストとして岡村隆史が登場。いきなりの登場で会場は一時騒然となったが、プロ顔負けのDJプレイを披露し、観客を見事に盛り上げた。

同音楽フェスの会場の隣には「肉フェス」と「スタンスネイション・ジャパン」が開催。日本全国の肉料理が集結した「肉フェス」には、人気NO.1の炙りステーキ串7品食べつくしや、肉汁あふれるジューシーなケバブサンドなどを求め、長蛇の列が。ファミリーでの来場も多かった。大阪初開催となったカーショー「スタンスネイション・ジャパン」では、500台のエントリーカーと60台のデモカーが披露され、全国のカーファンたちを興奮させた。

8月27日には「第一回 たかじんAWARD」の発表・授賞式が開催。「大阪のために頑張ってくれる人たちを表彰したい」という、やしきたかじんの意思を継ぎ創設されたこの賞。第一回目となる今回は、ホープ部門は、梅花学園チアリーディングクラブ「レイダース」、レジェンド部門はストリートダンスプロデューサー・マシーン原田が受賞。松井一郎大阪府知事もかけつけ、受賞者たちに祝いの声をかけた。夢花火のエンディングは大阪を代表するあの名曲、故やしきたかじん「やっぱ好きやねん」で締め括られ、大阪の夜空に大きな花火が打ち上げられ盛大に幕を閉じた。

同音楽フェスの終演後には、泉南市では13年ぶりとなる花火大会が開催。海の上から打ち上げられる花火を浜辺から見ようと、地元客を中心に大勢の人が集まった。関係者が「これが限界」と話すほど至近距離から打ち上げられる花火は迫力満点で、夜空いっぱいに打ち上がった花火が海面に映る光景は美しかった。2日間で約1万発の花火が夜空を彩った。

本イベントには2日間で約9万8,000人が来場。大阪・泉南市を舞台にした一大イベントは大盛況のうちに終了した。

【関西ウォーカー編集部/山根 翼】

山根翼