心の支えだった先輩が産休に… 上司のキツい言葉に「うつ」と「適応障害」を発症、休むことも逃げることも大切だと気付いた作者に聞いた

東京ウォーカー(全国版)

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上司からの「教育」が続くなか、唯一相談できていた先輩が産休に入ることに。おめでたいとは思いつつも、寂しさを覚える

SNSでメンタルや生きづらさを題材にしたイラストと言葉を発信しているなおにゃんさん( @naonyan_naonyan )。うつ病と適応障害で会社を休職した経験があり、当時は「うつになって恥ずかしい。逃げるようで情けない」と感じていたものの、今では「休職して本当に良かった」と心から思っているそう。ウォーカープラスで連載中のコミックエッセイ「うつ逃げ~うつになったので全力で逃げてみた話~」は、そんななおにゃんさんの実体験をベースに描いた作品。病気から、会社から、果ては日本からも全力で逃げた1年間をお届けする。


逃げてもいい、休んでもいい。休職して人生が変化した

うつ逃げ3 9/15

うつ逃げ3 10/15

うつ逃げ3 3/15


上司から連日、理不尽と思えるような「教育」を受け、職場の人たちとも気まずくなっていたなおにゃんさん。家族や友達、同期にも相談できる相手はいなかったが、職場の先輩には唯一心を開き、なんでも相談していたという。上司の愚痴を聞いてくれる存在は、自分自身の心のささえになっていた。そんな先輩が産休に入ることを知り、おめでたいとは思いつつも寂しさを募らせていた…。

作者のなおにゃんさんは、子どもの頃から小さなことを気にしたり、傷つきやすい性格だったという。本作を描くことについて「どうして自分はあんな状態になったのか?弱いから?弱いことはダメなのか?逃げることはダメなのか?逃げた先には何があるのか?こんなことをずっと考えてきました。私にとって漫画を描くことは、経験と気持ちを表現し、自分の中の思いを昇華できる場所です」と語る。

そして「休職している人や休職しようと考えている人に、自分の経験が少しでも役に立てばと思っています。自分の気持ちをこれからもまっすぐ描いていきたいです」と本作に込めた思いを聞かせてくれた。

読めば心が軽くなるなおにゃんさんの作品。これからも彼女の作品に期待したい。


取材協力:なおにゃん(@naonyan_naonyan)

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