歌ったり踊ったりしない⁉キウイブラザーズが新CMで「乱れた食生活の危険性」をアピール
東京ウォーカー(全国版)
2024年8月4日(日)の「栄養の日」より、ゼスプリの人気マスコットキャラクター「キウイブラザーズ」の新CMが放映開始。しかし、今回はいつものCMとひと味違うという。その“攻めた”内容とは?

忙しい現代人に“食生活の大切さ”を訴求
ゼスプリ・インターナショナルは、日本の食事・栄養課題に取り組む「ゼスプリ栄養改革プロジェクト」を8月4日(日)から本格的にスタート。本プロジェクトをテーマにした新テレビCM「できることからはじめよう」篇を放映し、アピールしていくようだ。
新CMの主人公は、忙しい現代人を彷彿とさせる働き盛りの猫ちゃん。猫ちゃんは、仕事にプライベートにと忙しく、食事を抜いてしまったり、栄養バランスのことを考えずに食事を選んだり…。CMでは、そんな猫ちゃんの生活をキウイブラザーズが心配する、という内容だ。



日本人の3人に1人が栄養不良に
今回のCMは、キウイブラザーズが歌ったり踊ったりせず、いつものように“元気でノリノリ”な作風になっていないのがポイント。同社は「日本人が直面する食生活の危機を描き、食生活の大切さに気付いていただくことを目的としています」と説明する。
実際に、現代の日本人は食生活の危機に陥っているという。WHOや厚生労働省のデータでは、日本人の3人に1人が栄養不良に陥っていることが判明。
「ゼスプリ栄養・食生活1万人意識調査」でも、ほとんどの人が「栄養バランスの取れた健康的な食生活を送りたい」と思っているものの、さまざまな要因で諦めたり、継続できずにいたりすることが明らかに。「忙しさからつい食事を抜いてしまう」「手間のかからないものを選ぶ」「ひとりご飯だから簡単なもので済ませる」「どんな栄養・食事を摂るべきかがわからない」といった声が寄せられている。

そんな危機を前に立ち上がったのが、栄養素ぎっしりと言われるキウイフルーツを販売するゼスプリとキウイブラザーズ。同社は、「従来と違って、キウイフルーツの購入を推奨するCMではないことに戸惑う方もいるかもしれません。CMの表現が大袈裟ではないか、言い過ぎではないか、という批判もあるかもしれません。しかし、『栄養の日』『栄養週間』のタイミングだからこそ、全員が自分の食生活について振り返り、できる範囲で行動を始めることの重要性を訴えたいと考え、このような表現にいたしました」と、今作の企画の背景をコメント。
さらに、2020年からコミュニケーションを展開している「楽しく無理せず健康的な生活を送ってほしい」という考えも広く伝えていきたいとのことで、「このCMがきっかけとなり、一日だけでも、一週間だけでも、一カ月だけでも、栄養バランスに目を向けていただければ」と話している。

この記事の画像一覧(全6枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介