“久留米焼とり”の真髄を味わえる名店「焼とり 鉄砲 本店」

九州ウォーカー

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久留米市中心部・日吉神社の鳥居の前で早朝6時まで営業する「焼とり 鉄砲 本店」(久留米市日吉町)。B級グルメの聖地・久留米で豚骨ラーメンと肩を並べる“久留米焼とり”の代表格として長年愛される人気店だ。

「鉄砲コース」(1300円)。左から、ねぎ巻、つくね、牛サガリ、エノキ巻、しそ巻、アスパラ巻、つくね。レモンが添えられる


ダルム、巻物串など久留米ならではのネタで勝負!


「豚バラ」(1本60円)、鶏の「砂ずり」(1本130円)などを総称して“焼とり”と呼び、酸味が効いた酢ダレをかけた生キャベツとともに出てくるスタイルは博多の焼鳥と似ているが、「ダルム」(1本160円)と「巻物串」(1本220円~)といったネタまでそろうのが特徴。「ダルム」は豚の腸を焼いたもので、「久留米大学」の医学生がドイツ語で腸を指す“ダルム”という呼び名を浸透させたというのが一般的な説である。

【写真を見る】塩気、焼き加減ともに絶妙!翌朝5時半のラストオーダーまで焼き場はフル回転


巻物串のバリエーションが多く、なかでも「アスパラ巻」(1本220円)を作った元祖店として知られている。1979(昭代54)年に創業者の木下敏光氏が考案した「アスパラ巻」をはじめ、「ダルム」(1本160円)、「豚バラ」(1本60円)など、約31種の串メニューがそろう。

毎日、1本ずつ手作業で串打ちをする


各ネタは上質な備長炭で炭火焼きに。シンプルな塩の味付けが主で、巻物串は野菜のみずみずしさを残し、豊潤な肉汁とフレッシュな野菜の甘みがベストに調和するよう焼き上げる。店内は個室11ブースがあり、人数によって仕切りを取り除き大広間にも。

店内は個室がメイン。大人数の利用もできる


"久留米焼きとり"を代表する店。本店(写真)のほか、久留米上津バイパス店、久留米花畑店がある


久留米グルメのなかでも不動の人気を誇る“久留米焼とり”。本店のほか、久留米上津バイパス店、久留米花畑店がある。

[焼とり 鉄砲 本店]福岡県久留米市日吉町107-2 / 0942-32-0338 / 17:00~翌6:00(LO翌5:30) / 無休

【九州ウォーカー編集部//取材・文=上村敏行(J.9)、撮影=戸高慶一郎】

上村敏行

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