B級グルメの聖地・久留米を代表する餃子専門店 「ぎょうざ五十番」

九州ウォーカー

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1968(昭和43)年に創業し、現在は70代の山下和正さん夫婦と孫の堀内凌さんが暖簾を守る「ぎょうざ五十番」(久留米市東町)。元々は、久留米のディープな細路地の歓楽街「新世界」に店を構えていたが、2014年に現在の久留米市東町へ移転した。

具材は企業秘密だが、キャベツはたっぷりと使うとのこと。鉄鍋で仕上げ、お焦げの香ばしさとモチモチ感が見事に調和


久留米の餃子といえばココ! “古(いにしえ)感”溢れる餃子の老舗


看板メニューの「餃子」(9個450円)は鉄鍋を直火にかけて作り、熱々の鍋ごと出してくれる。豚肉のほか、たっぷりのキャベツの甘さを生かした具を手作りの皮で包んだ、博多ならではのひと口サイズだ。また、鉄鍋に接した面の皮はカリカリに、蒸し焼きにした上部は心地よいモチモチ感があるなど絶妙なバランスで焼き上げてくれるのも魅力。卓上に置かれた酢醤油、ニンニク醤油、タカノツメで自分好みのタレで食べるのが同店のスタイル。

【写真を見る】「餃子」(9個450円)は、やや平べったい形の手作り。ひと口サイズで食べやすい


卓上に酢醤油、ニンニク醤油、タカノツメと3種の調味料を用意


山下さん夫婦の孫で、2代目として店に立つ堀内凌さん


店内はコの字のカウンターのみ。店主や隣客との距離が近く"肩肘張らず、気軽に楽しめる"屋台のような雰囲気が特徴。「ジュジュッ! グツグツ! と蓋をした鍋の中から聞こえる音で焼き加減を判断します」と2代目の堀内凌さん。厨房には6台のコンロが並び、焼き上がる音を聞き分けながら絶妙の焼き加減に仕上げる“技”は見事。

店内はコの字カウンターのみ。目の前で調理される、ライブ感もいい


オープン前から客が並ぶ人気餃子専門店。外観から漂うレトロ感がたまらない


今もオープン前から客が並ぶなど不動の人気を誇る同店で、久留米の必食メニュー・餃子の旨さを実感しよう!

[ぎょうざ五十番]福岡県久留米市東町34-42 / 0942-32-4194 / 17:00~22:00(LO)※売切れ次第終了 / 日曜、月曜休み

【九州ウォーカー編集部/取材・文=上村敏行(J.9)、撮影=戸高慶一郎】

上村敏行

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