開発者も実用性が不安!?トヨタ「ハイラックス」が13年ぶりに日本市場再投入
東京ウォーカー(全国版)
9月12日(火)、トヨタ・マーケティング・ジャパンはお台場のMEGA WEBにて「TOYOTA SUVシリーズ PRイベント」を開催した。13年ぶりに日本市場へ導入される「ハイラックス」に注目が集まるトヨタSUVシリーズ発表会の他、用意されたオフロードコースでの試乗会など大盛況となったイベントの模様をお届けする。

イベント会場には、トヨタの新型SUV「FJクルーザー ファイナルエディション」「ランドクルーザー200」「ランドクルーザー プラド」「ハイラックス」の全4車種が集結する中、最も注目を集めたのはやはり「ハイラックス」だった。
13年ぶりに日本市場へ投入されるハイラックスは、1968(昭和43)年の発売以来、約半世紀に渡って世界のピックアップトラック市場をけん引するトヨタを代表する車種の一つだ。
しかし、海外での高い人気とは異なり、ピックアップトラックの需要が低い日本では、2004年の6代目を最後に市場から姿を消していた。それが今回、ファンの要望に応える形で、満を持しての復活の運びとなった。

会場では、ハイラックスの開発責任者である前田昌彦チーフエンジニアがその思いを次のように語っている。
「ハイラックスは荷台があるため1ナンバーです。なおかつ、全長は5.3mに届き、車検は毎年必要になります。デッキの荷物は雨が降れば濡れますので、実用性があるのかといわれたらちょっと厳しい車なのかもしれません。それでもこのピックアップとしてのたたずまい、ファッション性に興味を抱いていただける方に、自己主張やライフスタイルを彩る道具として使っていただきたいと思っています」

イベントでは、世界中を一人で旅行し、映画監督やクリエイティブディレクターなどマルチに活躍している小橋賢児さんがゲストとして登場。世界中を一人旅するなど自身の経験をハイラックスの世界観と重ね合わせながら、前田氏とのトークセッションを繰り広げた。
小橋さんは、今回発表された4車種について「本当にそれぞれ個性がありますね。その個性に合わせて乗りこなすことも、自分の個性に合わせてカスタマイズしてオリジナリティーが出せる可能性もあると感じます。僕自身、いろいろなライフスタイルを持っていますので、ライフスタイルに合わせて乗りこなしたいと思う魅力がありますね」と語っている。

トヨタSUVシリーズ発表会の後には、MEGA WEBライドコースで今回発表されたハイラックスとランドクルーザー プラドを用いた試乗体験を実施。雨が降る悪コンディションの中、用意された2車種3台の車はオフロードを模したコースでその性能をいかんなく発揮した。

また、ハイラックスの発売を記念して、小橋さんがクリエイティブディレクターを務め、9月16日(土)~18日(祝)の3日間、TOKYO ODAIBA ULTRA PARKにて行われるイベント「ULTRA JAPAN」において、「ULTRA JAPAN HILUX ダンスステージ」の開催も発表された。

若者に絶大な人気を誇る都市型ダンスミュージックフェスティバルである同イベントで、ハイラックスならではの特別な空間を提供するという。
さまざまなライフスタイルの中でその個性を発揮するであろうトヨタの最新SUVモデルシリーズ。どれをチョイスしてもユーザー自身の個性を引き立てるアイテムとして活躍するに違いない。【ウォーカープラス編集部/安藤康之】
安藤康之
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