【京都観光】美しい庭園とお抹茶!静かに一服できる大原のお寺を厳選
関西ウォーカー
名庭園を鑑賞しながら抹茶をいただけるお寺があるのは、さすが京都。山里の静寂に心を洗われる、贅沢な時間を過ごしに行こう。<※情報は関西ウォーカー(2017年9月5日発売号)より>
竹林の先に広がる里景色!時間を忘れる一服を
「宝泉院」は、大原の中心的道場・勝林院の塔頭。柱の間を額に見立てて鑑賞する磐桓園、通称・額縁庭園で知られる。「立ち去りがたい」という意味の名を持つ庭園を眺めて一服すれば、心も穏やかになるはず。血天井や五葉の松など、見どころも多い。

竹林越しに美しい大原の里景色が広がる宝泉院の庭園・磐桓園。笹が揺れる音をBGMに。

接待として、抹茶とオリジナルの手作り和菓子が付く。一服しながら名園を鑑賞しよう。

門をくぐると目の前に現れる、生命力に満ちた樹齢約700年の五葉の松。京都府指定の天然記念物で、客殿からもその姿が間近に見られる。
「座して額縁庭園を眺める客殿では、拝観時間をあえて制限していません。お抹茶を召し上がりながら声明をBGMに、時には住職の法話にも耳を傾けて、心行くまで庭園美を鑑賞してください。きっと緩やかな気持ちになれるはずです」と、住職の藤井宏全さん。
■宝泉院<住所:京都市左京区大原勝林院町187 電話:075-744-2409 時間:9:00~17:00(最終受付16:30) 休み:なし 料金:拝観料800円(茶菓子付き) 駐車場:なし 交通:京都駅より京都バス17・18系統約65分、大原から徒歩13分>
特等席で抹茶をいただき静かな気持ちで境内散策へ
「三千院」は、天台宗の開祖・最澄が比叡山の東堂に草庵を開いたのが始まりと伝わり、平安後期以降は皇族が住職を務めた門跡寺院。客殿内でお茶券を購入し、縁側でいただこう。目の前には江戸時代の茶人・金森宗和が修築したと言われる庭園・聚碧園が。

庭園に面した客殿の縁側が抹茶席。まさに特等席だ。拝観は入口と出口が異なるため、客殿に入った際に体験しておこう。

自然の地形を利用したもう1つの庭園・有清園。往生極楽院が杉木立の先に見える。

苔むす庭園にわらべ地蔵が点在。
■三千院(三千院門跡)<住所:京都市左京区大原来迎院町540 電話:075-744-2531 時間:8:30~17:00(閉門17:30) ※季節により異なる 休み:なし 料金:拝観料大人700円、中高生400円、小学生150円 駐車場:なし 交通:京都駅より京都バス17・18系統約65分、大原から徒歩10分>
おすすめ!立ち寄りスポット
「OHARA River side café 来隣」は、野菜ソムリエの資格を持つオーナーが営む一軒家カフェ。地元・大原産の野菜を使ったおばんざいビュッフェに、精米したての米で作るおにぎりがセットになったランチが特に人気。

5種類のおにぎりが選べ、おばんざいビュッフェが付く「里の恵みおにぎりランチ」(1500円)。
■OHARA River side café 来隣<住所:京都市左京区大原来迎院町114 電話:075-744-2239 時間:11:30~16:30 休み:火曜(祝日の場合翌日) 席数:30席 タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:バス停大原から徒歩3分>【関西ウォーカー編集部】
編集部
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