八王子の街が巨大な庭園に!「全国都市緑化はちおうじフェア」直前レポ

東京ウォーカー(全国版)

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9月16日(土)から10月15日(日)の期間、八王子市で第34回全国都市緑化はちおうじフェアが開催される。市制100周年を記念し、市内各所で“花とみどり”をテーマにした展示が行われるこのイベント。メイン会場の富士森公園に一足先に足を運んだ編集部が、その魅力を紹介!

100mの陸上トラックが100種のペチュニア花壇に


公園全体にみどりの庭園と花壇を設置した富士森公園。八王子駅南口とを結ぶ無料のシャトルバスを降りると、プランターに植えられた花が出迎えてくれる。約150鉢の花は都立の特別支援学校2校の児童・生徒が育てたもので、さまざまな花が周辺を彩ってくれる。

ストリートファニチャーなどが設置されたロードサイドガーデン


会場のメインストリート「ロードサイドガーデン」には、みどりと調和したストリートファニチャーや、各企業が工夫を凝らしたガーデンがずらりと並ぶ。見ごたえ十分の通りの先には、家庭向けの新しい形の庭を提案する「アウトドアリビングガーデン」や全国14の都市が個性を生かしたガーデンが登場する。

公園内の野球場も、土のグラウンドがコスモス畑に様変わり。芝生部分もスポーツイベントフィールドとして開放され、普段は入れない野球場で約1400平方メートルの花壇を堪能できる。

【写真を見る】野球場のダイヤモンドがコスモス畑に変身


市制100周年を記念した「八王子100周年アーカイブガーデン」は、陸上競技場の100mトラックに花々をずらりと敷き詰めた大花壇だ。10のブロックに植栽されたペチュニアのグラデーションは必見。その傍にある2つの円形ガーデン「はちむすびガーデン」は、八王子と多摩の自然環境を表現したもの。ガーデンの中にはアクリル展示やサウンドアートも用意されており、五感で楽しむことができる。

はちむすびガーデン


また、ガーデンデザイナーと市民が協力し作り出された「八王子千人同心花壇」は、約1000平方メートルのボーダーガーデン。コスモスをはじめとする色とりどりの花が植栽されたエレガントな花壇の近くには、八王子市内にある大学などの学生が手がけた「はちおうじ学生ガーデンMachiNiwa」や、NHK「趣味の園芸」をはじめとする各種トークイベントが開催されるカルチャーガーデンも登場する。週替わりで登場する八王子のご当地グルメや週末開催のマルシェも営業されており、癒し、学び、憩いと、さまざまな体験の場となっている。

約1000平方メートルのボーダーガーデンも登場


富士森公園ではイベントも盛りだくさん。開会式初日の9月16日(土)には、航空自衛隊ブルーインパルスが八王子の上空を展示飛行。また、9月16日(土)から18日(月・祝)まで、「第54回技能五輪全国大会」で金賞を受賞した2人の園芸家が、期間中に目の前で庭園を作り上げていく「ライブガーデン」が披露される。同じく16日から18日まで、有名シェフや地元レストランなどが集結する「八王子フードフェスティバル」も開催。多彩なイベントがはちおうじフェアを盛り上げる。

公式キャラクターの「はっちお~じ」(写真左)と「みどリ~」(写真右)


メイン会場周辺だけでなく、市内各地のサテライト会場にも注目だ。八王子の中心市街地、西放射線ユーロードでは沿道の店先や公園が花で彩られ、道の駅八王子滝山周辺では地域の人々が手がける田んぼアートが出現。市内6エリアで展開されるサテライト会場のほか、医療刑務所の壁面アートや市内各所で展開する街角花壇など、スポット会場も街中に広がる。まさに八王子全体が巨大な庭園となる一大イベントだ。【ウォーカープラス編集部/国分洋平】

国分洋平

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