『あさひなぐ』で乃木坂・西野「私だけ食べてない」衝撃発言

9月23日（土）映画『あさひなぐ』の舞台挨拶が大阪・TOHOシネママズなんばで行われた。出演者である乃木坂46メンバーの西野七瀬、桜井玲香、伊藤万理華が登壇した。

映画『あさひなぐ』はこざき亜衣による人気同名コミックの映画化。偶然入部してしまった薙刀部でその仲間たちと青春をかける女子高生の物語。そこで今回3人は袴姿で登場した。

初めて薙刀を扱った中、西野は「中々薙刀を強く打てなかったです。もっと強くって指示がきても直前で寸止めしてしまいました」と撮影中での苦労を話す中、「でも万理華は上手く決まらなかったときでも、ビシバシ打ってたよね」と対照的だったという伊藤について言及。伊藤は恥ずかしがりながらも「やっぱり打ち込んだとき綺麗に決まると気持ちがよくて、つい」とカットがかかっても打ち続けたエピソードを語った。

また桜井は「剣道経験者の薙刀初心者」という役どころで、どちらも経験がない桜井は「初めはみんなと一緒に薙刀の練習してたんですけど、実は剣道って薙刀とは構えが逆なので途中から逆に打つ練習も始めたんです。でも左右が変わるだけでこんなにもややこしいことだったなんて」と自身の役の難しさを振り返った。

映画の注目してほしい場面について聞かれた伊藤は「薙刀部のメンバーが（白石麻衣演じる）真春に実は頼りっきりで、そこから自分の中にある感情を爆発させるところは演じていて苦しかった」と自身の役について話し、また「最後の試合で撮影が終わるとみんなが声をかけてくれたんですけど、涙が出そうになった。やっぱり試合のシーンはみんな真剣なので見てほしい」と語った。

撮影中、女子が多い現場だったことから待ち時間にピスタチオが流行ったことで盛り上がる桜井と伊藤。そんな中、西野は申し訳なさそうに「今まで合わせてたけど、私の撮影中にみんながピスタチオパーティーしてたから一粒も食べてない」と衝撃の発言。「ピスタチオ食べてるなって思いながら、ずっと見てた」と言う西野に2人から「もっと早く言ってよ」と怒られる一幕になり、会場は沸いた。【取材・文/桜井賢太郎】

桜井 賢太郎