空と湖に映える紅葉!伝統の日光秋色ドライブコース
東京ウォーカー(全国版)
秋の行楽といえば、モミジ狩り。平安時代から根付く日本の文化だ。特に国内有数の紅葉の名所である栃木県の日光には、明治時代からその自然に魅せられた外国人たちも訪れた。今回はそんな日光の「中禅寺湖」周辺をめぐるドライブコースを紹介。
<START>日光宇都宮道路 清滝IC
数々の紅葉スポットが点在し、昔から人々を魅了し続ける日光は、四季の移ろいと大自然を感じるのにピッタリ。穏やかな秋空の下、紅葉をめでながら癒されよう。
【↓次のスポットへは国道120号(約4.4km)】
<1>いろは坂

まずは日本の道100選にも選ばれた「いろは坂」で、紅葉を堪能。その昔、修験者が開拓した坂道で、48のカーブがあったことから、「いろは歌」になぞらえて名付けられた。坂の頂上と麓の標高差が約440mあり、紅葉のグラデーションが楽しめる。

現在は、上りの「第二いろは坂」に20、下りの「第一いろは坂」に28、計48のカーブがある。
【↓次のスポットへは国道120号(約10km)】
<2>中禅寺湖

約2万年前に男体山の噴火によってできた湖。標高1269mと自然湖では日本一高い。周囲は赤黄に染まるカエデやカツラなどの木々が。船の上から青い湖水と紅葉のコントラストを満喫しよう。
【↓次のスポットへは国道120号(約3.6km)】
<3>コーヒーハウス ユーコン

下船後は、湖のほとりに立つ「コーヒーハウスユーコン」でランチを。現存する日本最古のホテル、日光金谷ホテル直営のカフェで、森林を渡る風を感じながら食事やティータイムを楽しめる。

カフェの名物は、大正時代のレシピを基に復刻された「百年ライスカレー」(1750円)。甘くまろやかで、あとからスパイスが追いかけてくる。
【↓次のスポットへは国道120号(約0.5km)】
<4>中禅寺金谷ホテル「空ぶろ」

付近を散策し、秋風が冷たく感じたら「中善寺金谷ホテル『空(そら)ぶろ』」で温まりたい。ミズナラの森に囲まれ、目の前に紅葉が迫る温泉は、奥日光の湯元から引いた硫黄泉で源泉かけ流し。森に生息するさまざまな動物が訪れることも。夜には満天の星が紅葉の先に広がる。
【↓次のスポットへは国道120号、国道119号(約18.8km)】
<5>元祖日昇堂 日光本店

おみやげを買いに立ち寄りたいのが、1937年から80年続く和菓子店「元祖日昇堂 日光本店」。昔ながらの伝統の味をはじめ、シナモンが香る“生”らくがん「初代の誉れ」(515円)や和三盆の甘味が広がるカステラのような「上鉢石」(822円)など、進化した伝統の和菓子が楽しめる。
【↓次のスポットへは国道119号、県道14号(約2.2km)】
<GOAL>日光宇都宮道路 日光IC
■総走行距離/約39.5km ■走行時間/約1時間5分※走行時間にはスポット滞在時間は含まず
SA・PA Break Time「羽生PA(上り)」
ドライブの途中、つい寄り道したくなるSA・PA。今回は羽生PA(上り)限定の2商品を紹介。最新情報をチェックしてから立ち寄ると休憩がさらに有意義に。

トロっとした香ばしいゴマダレをモチモチの生地で包んだ「盗人ごまだれ餅」(12個入り、560円)。一つ一つ風呂敷をイメージした包装紙にくるまれている。

程よい甘さのこしあんを黒糖生地で包んだ「鬼平江戸処 黒糖饅頭」(12個入り、560円)。食べやすいひと口サイズの中にあんがたっぷりと詰まっている。【ハイウェイウォーカー編集部】
ハイウェイウォーカー編集部
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