表参道で話題のニッカウヰスキーのオフィシャルバー「THE NIKKA WHISKY TOKYO」!編集部員が体験してみた
東京ウォーカー(全国版)
ニッカウヰスキーのオフィシャルバー「THE NIKKA WHISKY TOKYO(ザ ニッカウヰスキー トウキョウ)」が2024年12月25日(水)までの期間限定で表参道交差点にオープンしている。現在、表参道では「表参道 フェンディ イルミネーション」が開催中。また、クリスマスや忘年会などでおでかけの機会も増えるこの時期、表参道での待ち合わせや、食事の前のアペリティフにぜひ「THE NIKKA WHISKY TOKYO」をおすすめしたい。表参道が「表参道 フェンディ イルミネーション」でにぎわうなか、ウイスキーを新たな方法で楽しむことができるバーを編集部員が体験してきた。
「THE NIKKA WHISKY TOKYO」は表参道交差点目の前、待ち合わせにぴったりな好立地
「THE NIKKA WHISKY TOKYO」は表参道駅A3出口を出てすぐ、秋葉神社に隣接するAOKI表参道ビル1階にある。入り口を開け、店内に足を踏み入れるとまずは大きなクリスマスツリーがお出迎え。入った瞬間から景色は壮観だ。12月3日からクリスマス限定メニューがスタートし、店内もクリスマスの装いに。
オリジナルグッズを販売するショップを抜けて進むと、奥に「THE NIKKA WHISKY TOKYO」のバースペースが広がっている。
手前がライトにウイスキーを楽しむ「The Lounge -MEET-」、奥がより深くウイスキーに親しむ「The Bar -EXPLORE-」と、「THE NIKKA WHISKY TOKYO」には2つのバーエリアがあり、それぞれで異なったメニューを楽しむことができるのが特徴だ。
まずはウイスキーに出会う、気軽に楽しむ。「The Lounge -MEET-」
手前の「The Lounge -MEET-」は、ウイスキーやバー、カクテルへのなじみが薄い方々や若者層に向けたバーエリア。ウイスキーの入り口としてのMEETなので、飲みやすく、遊び心があふれるカクテルメニューをビジュアルを見ながら選ぶことができる。
MEETで楽しむ一杯目は大人気の「オールドファッションド(1600円)」。桜チップをバーナーで炙り、スモークをグラスの中に閉じ込めた遊び心いっぱいのメニューだ。蓋をあけた瞬間に、ふわっといい香りが広がる。鼻からも口からもスモークなフレーバーが伝わる大人な味だが、オレンジのさわやかさも同時に感じることができる。見た目も味も、とてもユニークな経験に。
二杯目は見た目からかわいらしい「クローバークラブ(1500円)」。ベリーのフルーティーさが口いっぱいに広がる。レモンの酸味がさわやかなアクセントに。甘く飲みやすいのでウイスキーに慣れていない人におすすめしたい。
コンセプトは“革新・イノベーション”。より深くウイスキーを探る「The Bar -EXPLORE-」
奥にある「The Bar -EXPLORE-」では、世界で活躍する日本国内のトップバー13店舗とコラボレーション開発したカクテルを楽しむことができる。MEETで楽しめるクラシックカクテルを、よりこだわったレシピでユニークにアレンジしている。
まずは、ビジュアルから衝撃的な「軍艦ミュール(3000円)」。カクテルに海苔とスプーンに乗ったウニが添えられている唯一無二の一杯だ。赤酢などが入ったカクテルは酢飯のような風味で、ウニと一緒に口に含むとまるでウニ軍艦の味わい。
「軍艦ミュール」はMEETで提供されている「モスコミュール(1200円)」のアレンジバージョン。同じ「NIKKA COFFEY VODKA(ニッカカフェウォッカ)をベースにしたカクテルだ。このようにEXPLOREではMEETのカクテルの進化版を堪能できる仕掛けになっている。メニューはすべて対になっていて、MEETではベーシックなカクテルを、EXPLOREではユニークにアレンジしたカクテルを、それぞれ楽しむことができるというもの。また、EXPLOREのメニューには写真の掲載がない。どんなカクテルが登場するかは、実際に頼んでみてのお楽しみだ。ぜひ、いろいろなカクテルに挑戦してみてほしい。
クリスマス限定のカクテルが登場
12月3日から店内はクリスマスの装飾に。そして、クリスマス限定のカクテルが2種、新しく登場している。どちらもこの季節にぴったりなメニュー。
まずは「アップルパイチーズケーキ(1800円)」だ。ベースは「シングルモルト宮城峡」。ただし、ウイスキーの風味は強くなく、代わりにチーズの濃厚さとアップルの風味が相まって冬にピッタリの一杯となっている。まるでデザートのようなかわいいカクテルだ。
「アップルパイチーズケーキ」には「アップルワイン」も使われている。実はこの「アップルワイン」は、ニッカウヰスキーの最初の商品なのだそう。
続いては「ノースランドコーヒー(1800円)」。こちらは「シングルモルト余市」がベースのカクテル。冬らしく温かいドリンクになっていて、まろやかな印象だ。コーヒー風味で、こちらもデザート感覚でいただける。上に乗ったヘーゼルナッツパウダーがいいアクセントになっている。
「THE NIKKA WHISKY TOKYO」のオリジナルデザインアイテムが揃うショップ
「THE NIKKA WHISKY TOKYO」での体験を楽しんだあとは、ショップ「The Shop -ENRICH-」でオリジナルデザインの雑貨をお土産に選んで、“生きるを愉しむウイスキー”体験を自宅に持ち帰るのがおすすめ。
“生きるを愉しむウイスキー”がコミュニケーションコンセプトに
「THE NIKKA WHISKY TOKYO」のコンセプトやこだわりについてニッカウヰスキーグローバル事業戦略部の加藤寛康さんに話を伺った。
ーー「THE NIKKA WHISKY TOKYO」のコンセプトについて教えてください。
ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、“生きるを愉しむウイスキー”という新しいコミュニケーションコンセプトを策定しました。ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝のウイスキーは「酔うためでなく、楽しむために飲む」という思いも汲んでいます。ウイスキーを多種多様な楽しみ方をしていただく体験の場として、今回この「THE NIKKA WHISKY TOKYO」を用意しました。
ーーどのような方が来店されますか。
20、30代のお客様が約半数です。男女比もほぼ半数と、かなり多様なお客様が来店しています。日本ではウイスキーはロック、水割り、ハイボールのいずれかで飲む方が9割ですが、海外ではウイスキーはカクテルとして飲む、かっこいい洗練されたイメージがあります。そのイメージを日本でも広めたいという思いがありました。今回、「THE NIKKA WHISKY TOKYO」が若い世代の方にも多く利用していただけたことを嬉しく思っています。
ーーオープンする際苦労した点はありましたか?
13ものトップバーとのコラボということで、1店舗にすべて集めるのは苦労しました。また、ただの飲食店としてではなく、“生きるを愉しむ”体験の場としての設計はたくさんの議論を重ねてきました。
「ぜひTHE NIKKA WHISKY TOKYOでウイスキーの多様な楽しみ方を体験していただきたいです」と語ってくれた加藤さん。その日の気分でふらっと訪れることもできるが、12月25日までの期間限定オープンなので気になる人は予約がおすすめ。この冬、新しいウイスキーとの出会いを「THE NIKKA WHISKY TOKYO」で、ぜひ!
※写真はイメージです。
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※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
文=田中音羽
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