【ホラー漫画】呪物のような絵本に夢中になる園児続出!?正気を奪われる子どもたちを救った意外な方法に驚愕【著者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)

数年前からホラー漫画を描いている色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)さんは、SNSを中心に短編漫画を公開している。独特な世界観がなんとも魅力的で、どの作品も続きが気になってしまう。今回は3つの作品を紹介するとともに、著者に「くらやみこうえん」を描く上で工夫された点などについても伺った。
呪物のような絵本「くらやみこうえん」

ある幼稚園で園児たちが「くらやみこうえん」という絵本に夢中になっている。文章は全くなく薄暗い公園に人影がぽつんと描いてあるだけで、この絵本を見ると夢に出てくるくらやみこうえんで、くらやみくんと遊べるようだ。

そして、園児たちはこの絵本にどんどん執着していき、ぼんやりとして元気がなくなってしまう。先生はそんな園児たちを心配するも、解決策が浮かばず売れないホラー作家Kに相談をする。するとKさんのあるアドバイスで、園児たちは元通りになっていくのであった。
包帯ぐるぐる巻きの子ども

サラリーマンのTさんは、最近購入した中古住宅のカーポートで洗車している。数時間後にようやく洗車が終わり、運転席の乗ってエンジンを作動させる。すると、サイドミラーに包帯ぐるぐる巻きの子どもが映り、ゾッとする視線でこちらを見据えている…。

Tさんはその子どもが指さす右後輪を見に行くと、そこには3歳の娘の姿が!?「もし気づかず後退していたら…」とゾッとするTさんである。
許嫁の幽霊に呪われた男性!?

旧名家の息子・A太郎と母は二人暮らし。今年は父の13回忌、許嫁であるB代の初盆なので、お盆に迎え火を焚いていた。B代は年始に遺書を残して、古井戸に身を投げてこの世を去ってしまったという。

すると、A太郎の周りで異変が起き始める。ドアをノックした音が聞こえたが誰もいなかったり、部屋に飾っていたA太郎とB代が写っている写真立てが割れていたり…。そして遂にB代の幽霊が現れて、衝撃の事実を告げるのであった。
――「くらやみこうえん」の作品を描く際に、工夫された点があればお聞かせください。
幼稚園児の娘が話していた「『くらやみこうえん』という公園がある」という噂話を活かして描きました。実際は子どもだけが知る楽しい公園らしいのですが、「園児たちだけが知る暗闇の公園」と聞くと不気味な感じがしたので、その雰囲気を活かしたお話を作るようにしました。
――もしも園児たちの悪夢がバクに食べられていなかったら、どうなっていたのでしょうか?
園児たちは心や生命力を吸われ続けていたかもしれません。寄生虫が宿主を完全に殺さず、必要最低限の栄養だけを取り続けるように、「くらやみくん」も園児たちを生かしながらじわじわと力を奪っていたのかもしれません。
今回は3つのホラー漫画をお届けしました。色白ゆうじろうさんはほかにもホラー漫画を公開しているので、興味があればぜひ一度読んでほしい!
取材協力:色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)
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