デビュー20周年を迎えるBEGINが記念日の3/21（日）に大阪城ホールで記念ライブ！

　今年デビュー20周年を迎える、BEGIN。デビュー日の3月21日には彼らの20年間の軌跡がよみがえる記念ライブが大阪城ホールにて行われる。

─20年間を振り返っていかがですか。

比嘉「20年を迎えようとして今ある感情はファンの方々も20歳の歳を取ったんだっていう。『体は大丈夫?』とか（笑）。デビューの頃からずっと来てくれてた、当時僕らが『おばちゃん』と言ってた人達はおばあちゃんになってるしね。それぞれに20年という年を重ねてきてるから、嬉しさと心配と。そういう感情が芽生えたのは20年だからでしょうね。

島袋「20年やってきていろいろターニングポイントがあった中で、もしかしたらちょっと寄り道をしたかもしれないですけど、間違ってはいなかったかなって自分なりには思っていて。結局20年経ってしまえばどんなことでも身になっていて、時間の流れってすごいことだなと思いますね」

─その中で変わってきたと思うところはありますか。

上地「メンバーが家庭を持ったり、子供が出来たり、栄昇が沖縄に住んだり…そういう意味ではそれぞれの歌に対する思いが20年前に比べると強くなってきているかもしれないですね。歌のことを真剣に考えるようになったというか」

比嘉「プレイヤーだけではすまないもんね。あと、デビュー当時のライブのテープを聴くと何もしゃべってない3人がいるんですよ。あの頃は40分が精いっぱいで、2時間やるには絶対にカバー曲をやらないと持たない。でも20年経って「もっと削らなきゃ」ってなってるのがすごく進歩したなって（笑）」

─逆に変わっていないと思うところは?

島袋「ほとんど変わってないような気がする（笑）。内面は何も変わってないというのが3人の中にありますね。40歳を超えるとそれぞれにそれぞれの考え方があるんですけど、根本は中学生のときから変わってないんじゃないですかね」

─3月21日に大阪城ホールで行われる20周年記念ライブはどういうものになりそうですか。

比嘉「僕らはいつも奇をてらったことをせずにみたいなことを考えるんですけど、今回は何かやりたいよねって話をしてて。等（上地）が落語をやるとか（笑）」

島袋「俺達はサプライズ的なことをやられるのが得意じゃないんですよ。感動するのがヘタクソというか（笑）。だったらこっちからやってしまおうみたいなところが3人の中にあるので、『何か面白いことをやろう』って考えてます」

比嘉「ファンの方々と一緒に作ってきた20年なので、それを祝う側としてステージに上がりたいなって」

島袋「BEGINからのサプライズを期待してぜひ観に来てください」

【関西ウォーカー】