【年末年始は雑学三昧!】海老、ぶり、なます…おせち料理に込められた意味を知ってる?
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「おせち料理に込められた意味」
こんにちは。クイズを愛する3児のサラリーマンけんたろ(
@kenlife202010
)です。クイズ好きが高じて、日本語や雑学に興味を持つようになり、X(旧Twitter)やVoicyではクイズを中心に言葉の知識や雑学ネタを発信しています。 テーマは
「おせち料理に込められた意味」
です。今回は後編。
おせち料理の起源は、平安時代の宮中にて季節の変わり目である「節日(せちにち)」を祝う料理「御節供(おせちく)」と言われています。今では正月の料理限定で用いられるようになりました。

紅白なます
かまぼこ同様人参と大根が紅白の色を表現しています。お祝いの水引をイメージしているともされ、一家の平和を願う想いが込められています。
ぶりの照り焼き
ぶりは出世魚であるため、立身出世の願いが込められており、ビジネスマンにはピッタリの料理です。ちなみに幼魚から順に関東ではワカシ⇒イナダ⇒ワラサ⇒ブリと呼ばれ、関西ではツバス⇒ハマチ⇒メジロ⇒ブリなどと呼ばれます。
海老
おせち料理のみならずさまざまな慶事で登場する海老ですが、曲がった腰と長いひげから「長寿」、目が出ていることから「目出(めで)たし」、脱皮する習性から「生まれ変わる」などさまざまなお祝いごと向きの連想をさせてくれます。
煮はまぐり
同じはまぐりの貝殻でないとピッタリと合わないことから、夫婦円満の願いが込められるようになりました。
昆布巻き
「こぶ」が「喜ぶ」に通じて縁起がよいだけではなく、「よろこぶ」に「養老昆布」と漢字を当てて両親の長生きを願う意味や、「子生(こぶ)」と漢字を当てて子孫繁栄の願いが込められています。
ごぼう
ごぼうは地中に根を力強く張ることから、家族が土地に根付いて安泰に暮らせるようにという願いが込められています。関西では「祝い肴三種」の1つです。

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