【東京・南千住】牛骨にこだわる闘牛士が“鶏”を追いかけ荒川区に越境!
東京ウォーカー
牛骨が代名詞の「マタドール」が、新ブランド「ANNEX」でついに“鶏”を解禁。大きな話題となった。人気メニューの「贅沢塩らぁ麺」(980円)は一見すると本店と同じだが、実はスープに鶏を用いたANNEX仕様。食べ比べてみるのもおもしろい。ファミリー層がターゲットのため、テーブルが中心。子供用の椅子や食器も用意されている。

牛骨を世に広めた名手が鶏に“浮気”したワケは?

黄金に輝くスープが食欲をそそる「黄金の鶏塩 中華そば」(750円)。鶏・豚・牛に8種の魚介や香味野菜などを加えたスープに、鶏の旨味を凝縮させた秘密の塩ダレと吉備黄金鶏の鶏油(チーユ)を合わせ、鶏の風味を前面に出している。具の塩カルビも初の試みだ。
「鶏を使っていますが、それがウリではない。現に黄金の鶏塩 中華そばも比率では鶏ガラより牛骨を多く使っています。やはり『マタドール』といえば牛骨なので」。と話すのは店主の岩立伸之さん。しかしながら“鶏”を使っているのには、もちろん意味がある。
■ラーメンデータ<麺>細・平打・ストレート/製麺所:三河屋製麺・140g<スープ>タレ=塩・仕上げ油=鶏油/濃度: こってり○○○●○あっさり/種類: 鶏ガラ・魚介(煮干)



鶏の首ガラやモミジをはじめ、牛骨など数十種の素材を使用。5時間かけて雑味のないクリアなスープが仕上がっていく。美しく輝くスープにつけられた“黄金”の名の由来は吉備黄金鶏の鶏油にある。

新ブランドについて店主の岩立伸之さんは「これまで北千住を拠点にし、おかげさまで足立区では支持されるようになりました。しかし荒川区ではまだ認知度が低い。そのため、いきなり牛骨だと拒絶する人も多いので、鶏メニューを投入しました。それで味に慣れて、いつか本店に来てくれたらうれしいです」と、荒川区でも「マタドール」を広めたい願いを込めて語った。【ラーメンウォーカー編集部】
編集部
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