カカオ豆を焙煎しないで作る新チョコレート!グリコから新ブランド「Tunmel」登場
東京ウォーカー(全国版)

「ひとつぶ300メートル」でおなじみのキャラメルをはじめ、ビスコやプリッツ、アイスなど幅広い商品を販売するグリコ。ポッキーやカプリコなどのチョコレート商品も多いが、今回、アジア初の製法で作った新しいチョコレートブランド「Tunmel(トゥンメル)」を販売した。
「コールドエクストラクション」製法とは?

「Tunmel」は、スイスのOro de Cacao社がもつ国際特許技術の「コールドエクストラクション」製法を採用した、まったく新しいチョコレートブランド。耳慣れない製法だが、アジアでは「Tunmel」が初となる。

通常、チョコレートはカカオ豆を選別して砕いた後、焙煎して香ばしさを引き出し、さらに砕いて液状のカカオマスを作る。これに砂糖などの原料を加えて混ぜ合わせ、チョコレート生地を細かくして滑らかさを出し、水分を飛ばしながら長時間練り上げて完成する。

これに対し、「コールドエクストラクション」製法は焙煎していないカカオ豆を水に入れて磨砕・抽出する。カカオ豆に熱を加えていないので、熱によるダメージがなくなり苦味や酸味を抑えたカカオ本来の芳醇な香りが保たれる。そのため、砂糖の使用量は必要最低限。原料もカカオニブと砂糖のみでカカオの純粋なおいしさを感じられる。
産地が異なる3種のカカオを使用し形状にもこだわり

「Tunmel」は3種ある。異なるのはカカオの産地とチョコレートの形状。「Tunmel ペルー81%」は、ペルー産カカオを使用。ペルー産の特徴である華やかな香りを引き立てるため薄いキャレ形状になっていて、舌に触れる面積が広く、風味立ちの速さと口溶けが楽しめる。

「Tunmel ドミニカ82%」は重厚ながらほのかにフルーティな風味を持つドミニカ産カカオを味わうため、1:√3の白金比に基づいた直方体。繊細な風味立ちと、程よい食べ応えが両立する。

「Tunmel ガーナ83%」はガーナ産カカオを使用。宝石を輝かせるブリリアントカットが基調。重厚な風味をじっくり味わえ、口の中に風味が長く残る形状になっている。

それぞれの個性を感じながら、見た目の美しさにもこだわった「Tunmel」はまさにスペシャリティ。単品(2052円)と3種を詰め合わせた「Tunmel カカオセレクション」(4104円)があり、今からの時期、自分用はもちろん、バレンタインギフトにもおすすめ。

スイスのOro de Cacao社にある設備でしか製造できないため、スイスでチョコレート生地を作って日本でテンパリングをして製品化している「Tunmel」。オンライン販売と東京・新宿の伊勢丹新宿店のPOP UPでのみ販売されるので、この機会に特別なチョコレートをぜひ実際に味わってみて。
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