ホストもホステスも地元有志!一夜限りの“キャバレー”開催
東京ウォーカー(全国版)
三方を海に囲まれている石川県の能登半島。半島の突端の珠洲市で、現在「奥能登国際芸術祭」が10/22(日)まで開催中だ。誰もが楽しめる、自然と一体化した現代アートの祭典だが、なんと”キャバレー”も作品として出展されている。その名も「さいはてのキャバレー準備中」。ホストもホステスも演者もすべてボランティア。これは、見ておかないと、と記者魂に火が付き、首都圏から遠~い“さいはて”のキャバレーの宴へいざ!

イケメン団体職員、“ホスト”になる
ホールに通された私たち女子グループには、源氏名「ジョニー」が付いてくれた。アラフォー、すらっと長身、若き日の関根勤風のイケメンで、聞けば地元の団体職員だそう。丁寧にビールをついでくれ、会話が一生懸命なのも好感持てる。ほかのテーブルには、若手、ベテラン、さまざまな年齢の男女が付いていて、なかには山で炭焼きをしているというキュートな林業女子も!普段は作業着で男前な仕事をしているんだなぁと想像すると、思わずギャップ萌え。

キャバレーといえば、生演奏と華麗なだしものがお約束。今夜のメインは珠洲市(すずし)出身の女性による、バーレスクのダンス。いつもは新宿のお店で踊っているとかで、さすがプロのクオリティ!

限界ギリギリのお肌の露出と、セクシーな舞で場を盛り上げる。もちろんこれもボランティア!!ダンスを披露してくれた彼女に、たくさんおひねりが出たようなので良かった良かった。

オマケとしてママたちによるタロット占いも。バツイチの友人が「LOVE」のカードをひき「こっちにええ人おるよー。嫁にこんかあ」との誘いをママから受けた。心根が優しい男性が多いから、第二の人生は珠洲で過ごしてもいいかも。魚介がおいしいし、夏の海が超絶美しいのもポイント高!
最後はホステス、ホスト全員で、松田聖子の「青い珊瑚礁」を合唱してエンディング。昭和の香りがプンプン香る「さいはてのキャバレー準備中」夜のイベントは10/21(土)が最終開催だ。盛況により満員御礼だけど、ホステスさん、ホストさんはまだ募集中なので、我こそは!と思う方は、応募してみては?ちなみに昼はカフェになり、海を見ながらコーヒーも楽しめる。キャバレーのバックヤードも観覧OK。珠洲へいらしらし(来てね)!【東京ウォーカー編集部】
東野りか
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