丹波篠山市の篠山城跡を能と光のパフォーマンスで彩る!新ナイトコンテンツが誕生
関西ウォーカー

2025年2月19日に、文化庁 令和6年度「文化資源活用事業費補助金(全国各地の魅力的な文化財活用推進事業)」採択事業として丹波篠山に誕生した、新たなナイトタイムコンテンツのお披露目(プレビュー)イベントが開催された。丹波篠山の国指定史跡である篠山城全体をライトアップするほか、大書院では伝統芸能「能」×プロジェクションマッピングを融合させる光のアートイベントである。同イベントは、春から「丹波篠山博」のオープニングイベントとして楽しめるようになるという。今回ウォーカープラスでは、プレビューイベントを体験!その魅力に迫る。
丹波篠山の伝統を継ぎ「光の能」を上演

京都・大阪・神戸市内から電車や車で約1時間前後で訪れることができる丹波篠山市。国指定史跡である篠山城は日本100名城(R)のひとつに数えられ、市民からも愛されている市のシンボルだ。中核をなすのは築城と同時に建てられた豪華な書院建築の大書院。同イベントではこの大書院を背景に、プロジェクションマッピングを投影。市とゆかりのある能楽とコラボレーションを実施し、能と現代アートが織り成す複合型プロジェクションマッピングによる、丹波篠山市ならではの壮大なショーである。


篠山城を照らす4つのライトアップ
篠山城の入り口の石垣や、大書院を含む二の丸庭園、青山神社への参道など、篠山城跡全体を会場に、4つのライトアップ作品がちりばめられ空間を演出。また、石垣の北側のライトアップとともに展開されるサーチライトは、東西30キロに及ぶ規模感で実施され、丹波篠山市のどこからでも上空に広がるスペクタクルショーを見ることができる。




春から一般公開!プロジェクションマッピングと地元グルメを満喫
上記のナイトコンテンツは、『「丹波篠山春の夜まつり 2025」~光と能と食の饗宴 in 篠山城跡~』と題して、4月から開催される「丹波篠山国際博」のオープニングイベントとして一般公開。4月1日(火)には「光の能」(演目「石橋」)を1日限定の特別公演として上演。4月7日(月)〜5月6日(振休)は、プロジェクションマッピングが楽しめる。

イベント開催中は、丹波篠山の食材を活かした約30店のグルメが集結する「うまいもんお城横丁」も登場。プロジェクションマッピングと合わせて、食の聖地・丹波篠山市のグルメも味わおう!

桜の名所としても知られる篠山城。ナイトコンテンツに合わせて、周辺の散策や春のお花見も楽しみながら、ぜひ丹波篠山市の歴史と文化にも触れてみてほしい。

※丹波篠山国際博の入場料の一部は、文化財維持管理費用として活用されます。
※2月19日のプレビュー事業「TAMBASASAYAMA:THE SPLENDID CULTURAL HERITAGE OF JAPAN」は、文化庁令和6年度「文化資源活用事業費補助金(全国各地の魅力的な文化財活用推進事業)」の採択事業として実施されたものです。

取材・文=大西健斗 撮影=ハヤシマコ
この記事の画像一覧(全12枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介