【玉木宏インタビューVol.2】稀代のプレイボーイ役で愛の駆け引きを描く

2017年10月30日 17:57更新

関西ウォーカー

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舞台「危険な関係」で稀代のプレイボーイ子爵を演じる玉木 宏


Vol.1(https://news.walkerplus.com/article/124774/)の続き。

Q:ヴァルモン子爵はどのような人物ですか?

「ヴァルモンは非常に言葉巧みな人物で、すごく頭の回転が速く、この状況ではこういう人間を演じてとか、カメレオンのように人によって変化できる人だと思います。そういう多面性が、ある意味危険人物感を表すんじゃないかなと思っているので、何を考えているかわからない、この人を敵に回すと怖いとか、そういうことも踏まえながら形を作っていきたいとは思っています。でも、僕自身がまだヴァルモンをコントロールできていない部分もあって、正直、ちょっと大変だなと。ただ、これを自由に操れるようになると、きっと、その先には気持ちよさも出てくるかなと思っていますけど。」

Q:男のいろんな面を見せ、フェロモンも出さないと?

「台本読む限りでは、ある程度そういうものも醸し出す予定ではいます。セシルとのベッドシーンもありますし。それをどこまで…。また、男の弱さであったり、時には強さも見せながら。しかも僕、ほとんどずっと出ずっぱりなんです。」

Q:大阪のお客さんをノックアウトさせてください

「(笑)。そうできるようにね。」

Q:衣装や舞台セットはどのようなものに?

「設定は18世紀なのでそういうものだと思っていたんですけど、衣裳に関しては洋風ですが、ちょっと現代的な感じになっていますね。セットは非常にシンプルなものになりそうです。リチャードは、ほんとに余計なものは置きたくないという人なので。内容は戯曲に近いものだと思いますが、空間に関しては皆が想像を超えるようなものになると思います。」

Q:共演者について、印象などを教えて下さい

「今回は女性陣がすごく多くて、男が少ないんです。京香さんは穏やかな雰囲気をお持ちの方だし、高橋さんも品のある方。千葉君とは今回3度目になるんですが彼もそんなに言葉数が多い方ではなく、ふわぁ~っと現場にいるタイプの人で。男性陣も含めて、ほんとに穏やかな人が多い印象で、ものすごく穏やかな時間が流れています(笑)。そして稽古場は暑いです。女性とは体感温度が違うんでしょうね。何もしていないのに暑いなとずっと感じてます(笑)。」

Q:お客様へのメッセージをお願いします

「微妙で繊細なやりとりや、すごくいい言葉がいっぱいあるので、それを聞き逃していただきたくないと思っています。だから、この作品を知らない方は、多少知識を入れてからご覧になった方が、きっともっと楽しめると思います。この作品をご存知の方は、いかにそんな言葉がそういう状況で発せられて、ということを楽しんでいただけると思います。上品でもあり、下品さもある程度残っている作品。そういう愛憎劇、キャッチコピーにもある“背徳の恋愛ゲーム”を、作品の中で十分楽しんでいただけると思うので、これはぜひ、生の舞台でご覧ください。」

朝ドラ出演で大阪に滞在していたときは、大阪・靭公園近くの喫茶店によく行っていたのだとか


Q:大阪ではどんな生活を??NHK連続テレビ小説「あさが来た」の撮影で、一昨年は、10か月間大阪に滞在していたそうですが

「自分の車も大阪へ持って来ていたので、京都も奈良も行ったし、大阪市内もバンバン走っていました(笑)。なので、知り合いもたくさんできて、今でも親交があります。僕が名古屋にいるとき、18歳の学生のころから行っていたお店もまだあって。大阪に遊びに来ていたんですよ、電車に乗って(笑)。だから、昔から知っているお店に顔を出すことの方が多いですかね。お肉が好きなので、鶴橋の焼肉屋さんとかね。あとは、10か月いる間によく行った喫茶店が靭公園の脇にあって。台本を覚えるためとか、ちょっと朝ご飯を食べるためにとか。今回も時間があれば行きたいと思っています。」

Q:大阪の印象は?

「いやぁ、ほんとにいい場所だなぁと思いましたね。まさかこの仕事を始めて10か月もこっちに暮らすことになるとは思っていなかった。撮影の最中はもちろん大変なこともありましたけど、いい時間だったなと思っています。」

Q:今後、舞台については?

「これからもやっていくつもりです。4年より短いスパンでできるようにとは。時間が空きすぎるのは、僕の身体にとってもあまりよくないですし。せっかく身に付けたものも、4年といったらオリンピックと同じ周期になっちゃいますから(笑)。毎年は難しいかもしれないですが、1・2年に1回ぐらいは舞台ができたらいいなと思っています。」

Q:最後に、、玉木さんってどんな人ですか?

「う~ん、自分で自分のことはあんまりわからないですけど、世の中的なイメージとはまったく違うと思います。だから、いつもそこに対しての反発心はありますね。持っているだけですが、本来の自分は違うんだ、という。それが原動力になると思っているので。最近は上品な役がすごく多くて。ものすごいアクションもやってみたいし、アウトローというか、なんかもうゴリゴリなものをやりたい。」

高橋晴代

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