秋の味覚が濃縮! 手に入れたい十勝の特産品3選
北海道ウォーカー
収穫の秋を迎えた北海道。中でも十勝地方は冷涼な気象と恵まれた大地から、ジャガイモやかぼちゃ、たまねぎなどさまざまな農作物が取れる一大農産地だ。
十勝の東北部にある三つの町から、秋の味覚を味わえる特産品を紹介する。
足寄町:インカのめざめ

ジャガイモの産地である十勝はさまざまな種類のジャガイモが収穫されるが、中でもインカのめざめは、栗かサツマイモを思わせる鮮やかな黄色とホクホク感、そしてバターのような濃厚さで人気の高級ジャガイモ。一般的なジャガイモの糖度は一般的に5度程度なのに対して、インカのめざめは6~8度と糖度が高い他、茹でたり揚げたり、さまざまな料理に使うことができる。
収穫地の一つである足寄の「ひだまりファーム」は、完熟した牛ふん堆肥をふんだんに散布するなど徹底した土づくりと、減農薬・化学肥料による安心栽培で、十勝の大地の恵みを受けたインカのめざめを存分に味わうことができる。主な販売場所は「道の駅 あしょろ銀河ホール21」など。
なお、10月22日(日)には道の駅 あしょろ銀河ホール21にて「第12回道の駅祭り&第16回大収穫祭・秋の物産市」が開催される。農産物や特産品を生産者が自ら販売する恒例のイベントで、ジャガイモやかぼちゃなどの農産物や足寄名物のラワンぶき加工品、チーズやパンなど足寄町の味覚が揃う。この他、様々な体験コーナーやミニコンサート、町民参加のフリーマーケットなども行われる。
道の駅 あしょろ銀河ホール21 ■住所:足寄町北1条1丁目 ■TEL:0156・25・6131 ■休館日:物産・売店・ベーカリー ・レストランは年末年始、軽食レストランは毎週木曜日、年末年始 ■開館時間:9:00~18:00(4月下旬~10月)、9:00~17:00(11月~4月下旬)
陸別町:えびすかぼちゃのポタージュスープ

実が柔らかく、ホクホクして甘い西洋かぼちゃであるえびすかぼちゃ。寒暖差70度という日本一寒い町・陸別は、寒暖の差が甘みに大きく影響するかぼちゃの栽培に非常に適しており、「りくべつミルクのおあずけぷりんかぼちゃ」や「かぼちゃのペースト」などかぼちゃの名産品も多い。
中でも「えびすかぼちゃのポタージュスープ」は、無農薬栽培の甘みの強い完熟えびすかぼちゃと、同じく陸別の特産品であるりくべつ低温殺菌牛乳との組み合わせで、濃厚でクリーミーな味に。これからの寒い季節にもぴったりの商品だ。主な販売場所は「オーロラタウン93りくべつ」など。
オーロラタウン93りくべつ ■住所:陸別町大通 ■TEL:0156・27・2012 ■休館日:年末年始(12/30~1/3)※変更の場合あり ■開館時間:8:00~18:00(4月~10月)、9:00~17:00(11月~3月)※変更の場合あり
本別町:どん菓子(ポン菓子)

トウモロコシの産地・十勝でも、今では空知地方と並んでごく一部でしか採れなくなった昔ながらのトウモロコシ「8列とうきび」。収穫してから2日で硬くなってしまうため、食べるには直売所やイベントなどでしか食べられない珍しいトウモロコシだ。これを加工していつでも気軽に食べられるようにしたのがこのお菓子。
地元の高橋農場が生産から乾燥まで手掛けている原料を使用し、甘味は北海道産ビートを主に使用するなど、無添加で体にやさしい、昔ながらのお菓子だ。主な販売場所は「道の駅ステラ★ほんべつ」など。
なお10月28日は道の駅ステラ★ほんべつを会場に収穫祭を開催予定。ジャガイモ、ごぼう、たまねぎなど本別産の旬の野菜を販売する他、飲食店も出店。秋の味覚を満喫できる(開催時間は10:00~14:00予定)。
道の駅ステラ★ほんべつ ■住所:本別町北3丁目1番地1 ■TEL:0156・22・5819 ■休館日: 年末年始 ■開館時間 9:00~18:00(10月~4月) 、9:00~19:00(5月~9月)
実りの秋を迎えた十勝地方は、まさに食欲の秋を満たすのにうってつけ。イベントなどでその特産品を手に入れたり、いろんな町を巡って秋のグルメを楽しんでみてはいかがだろうか
【北海道ウォーカー編集部/PR】
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