謎の吐き気〝オエオエ地獄〟が1カ月以上続く!原因不明のこの病気、いったい何?【漫画の作者に聞く】

パニック障害は、強い不安や恐怖を感じる発作(パニック発作)が突然起こる精神疾患の一つ。富山在住のデザイナー・種真希さんがその闘病体験を漫画化した
「パニック障害ですが、何か?」
が、2025年3月13日に電子書籍として発売された。
WEBでも連載され反響を呼んだこの作品から一部抜粋し、漫画に込めた思いなどを種さんに聞いてみた。テーマは「なかなか治らない奇病」。
「なかなか治らない奇病」







父親が亡くなった直後、突然襲ってきた強烈な吐き気の発作。当初はパニック障害だとは知る由もなく、「悲しみによる一時的なショックに違いない、そのうち治るだろう」と思っていた。しかし、葬儀が終わってしばらくしても改善する気配が見られない。





この謎の発作で一番困ったことは、何でもない(健康な)時にいきなり発作が起きること。もともと体調が悪いのなら多少の心構えもできるが、普通にスーパーで買い物をしている途中に突然視界が歪み、呼吸困難になる。