“空に浮かぶレストラン”でスリリング&エキサイティングな食事を楽しんできた!

東京ウォーカー(全国版)

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“空に浮かぶレストラン”「Dinner in the Sky(ディナーインザスカイ)」なるものに招待された。広報担当者曰く、「地上40メートルの上空でお食事が楽しめますよ!」とのこと。どういうものなのか気になることだらけだが、おもしろそうなのでプレス向けの搭乗体験に参加してきた。

「Dinner in the Sky」を体験してきた!


“空中で絶景の眺めとともに、スリリングでエキサイティングな食事が楽しめる”レストラン企画「Dinner in the Sky」。ベルギーで誕生したこのユニークなレストランは、これまでベルギー、イギリス(ロンドン)、ドバイ、インド、ブラジルなど65カ国で1万回以上開催されているという。そして遂に日本に上陸。2025年3月13日(木)から一般オープンする(※公式サイトにて予約受付中)。

「Dinner in the Sky」が開催されるのは、東京・豊洲の市場前駅から徒歩約10分の場所にあるキラナガーデン豊洲。この企画で使用されると思われる巨大なクレーンが目印だ。

目印にもなっていた巨大なクレーン


到着すると、やはりこのクレーンを使用して「乗り物を地上40メートルまで吊り上げる」ということが伝えられた。乗り物は遠目にみると、テーブルと椅子が付いた、テーマパークの“空飛ぶ絨毯”のような雰囲気。最大で22人が乗り込み、ドリンクなどは同乗するスタッフが随時提供してくれるそうだ。

地上でスタンバイ中の「Dinner in the Sky」

同乗するスタッフもベルトでしっかり固定されていた

安全性は世界基準をクリア。こちらは安全ベルトでしっかりと固定できるチェア。リクライニングもできるそうだが、記者は体が動くのが怖くて操作できず…


気になったのは、「まともに食事ができる状況なのか?」「上空で料理は冷えないのか?」「どのあたりを楽しめばいいのか?」「酔い止めは必要か?」「途中でトイレには行けるのか?」「怖さのレベルはどのくらいなのか?」などなど…。

そんななか、食事はまず、前菜4種・メイン4種を詰めた“和のお弁当スタイル”で提供されることがわかった(※デザートも付属)。しかもメイン4種は、ひもを引っ張ると温かくなる加熱式弁当箱で提供されるのだとか。上空でも温かいものが食べられるということで、よく考えられているなと思った。

前菜は桐箱で提供される

メインは「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」や「金目鯛コンフィー」など。加熱式なので温かくして食べられる


さらに飲み物は、スパークリングワイン・ビール・ウイスキーなどのアルコール類や、ミネラルウォーター・ソフトドリンクなどが提供される。「Dinner in the Sky」に協賛しているスコッチウイスキーブランド「ジョニーウォーカー」の最高峰ブレンデッドウイスキー「ジョニーウォーカー ブルーラベル」も提供してくれるそうだ。

「ジョニーウォーカー ブルーラベル」も提供してくれる


ただ、案内のメールには“スリリングでエキサイティング”と書いてあったので、食事は二の次で高揚感を楽しんだほうがいいのか?と疑問がフツフツ。「Dinner in the Sky」日本国内サービスライセンスの独占契約を締結して日本に導入したノット 代表取締役社長 谷川佳朗さんに「一番の特徴としたいのはお食事ですか?それともスリルのあるところや、上空の景色が楽しめるというところなんでしょうか?」と質問してみた。

すると、「それで言うと全部です!スリル満点なところも、お食事がおいしくて景色が楽しめるというところも全部。この場所では6月くらいまで予定しているのですが、今後はいろいろなところで開催しようと考えております。そして地方で開催した場合は、その地域の食材を使ったお料理も提供できたら…と考えておりまして。その際にはお料理を存分にお楽しみいただけます。また、今回の場所では東京湾が一望でき、レインボーブリッジやビル群も見えて、東京タワーも見ることができます。下からロープで回しますので、景色は360度見ることが可能。昼の回やサンセットタイム、夜の回では景色の見え方も異なりますので、そこもポイントとなっています」と、見どころ・楽しみどころを解説してくれた。

地上から離れていく瞬間。地上スタッフがどんどん小さくなっていく…。彼らが下からロープで乗り物を回してくれるおかげで、360度の景色を楽しむことができる

夜の回では東京湾の夜景を一望できる


さらに、酔い止めに関しては「グルグル回ったり上下に激しく動くわけではないので必要ないと思います」、トイレに関しては「1分ほどかけて40メートルまで上昇し、“高さ”をゆっくり楽しんでいただくのですが『どうしてもトイレに』というときは降りられます。ただし乗り物はまた上昇していきますので、一度お席を離れた場合は再度のご乗車ができません」とのことだった。

さて、実際に乗ってみると、高いところが好きな記者でも想像以上にスリリングに感じ、驚いた。「今まで1万回以上やっているなかで一度もトラブルや事故は起こっていない」ということで、安全性はお墨付きだし、テーマパークの絶叫マシン並みの椅子にしっかり拘束されるので、デンジャラスな雰囲気は全くないのだが、足がブラブラと宙に浮いている状態が続き、違和感がすごいのだ。地上40メートルまで昇り切ると、前の風景は楽しめたが、下を向くのは至難の業…。なるべく“食事のおいしさ”に集中して、足元のことは忘れようと努めた(こだわり満点のおいしい料理には本当に助けられた)。とはいえ、これほどレアな経験は滅多にできないので、一緒に行く人と思い出を作るには最高の場所だとも思えた。

「Dinner in the Sky」外観

“地に足が着いている”という状態がいかにありがたいかわかった


なお、料金はデイタイム3万3000円、サンセットナイトタイム4万円(各1名 ※詳細は公式サイトを要確認)。上空はかなり冷えるので、しっかり防寒対策をして楽しんでほしい。

取材・文=平井あゆみ

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