シナモロールが元祖あんぱんの秘密を大研究!
東京ウォーカー(全国版)
「はじめまして!シナモンです。ぼくは遠いお空の雲の上で生まれた、白い子犬の男の子。『カフェ・シナモン』のお姉さんが焼くシナモンロールの香りに誘われて、シュクルタウンにやってきたよ」。

ある日シナモンは、「カフェ・シナモン」に遊びに来てくれるお友達のために「ランチタイムにおいしいパンを出したいな」と思いつきました。そこでさっそく、いろんなパン屋さんを巡ってパン作りを勉強することに!
第6回目はあんぱん発祥のお店・銀座木村家へ!

1869(明治2)年に創業した「銀座木村家」は、言わずと知れたあんぱん発祥のお店。はじまりは文明開化のころ、初代が西洋で食べられていたパンに目をつけたことから。「日本人に親しみのあるあんこを包んでみよう!」と思いつき、明治7年に初販売すると瞬く間にブームになったという。

シナモンが感じた匂いは、「銀座木村家」独自の酒種生地の香り。通常パンはイースト菌を使うことが多いが、ここではずっとパン食が普及していなかった時代に考案された酒種酵母を使用。仕込みから焼き上がりにかかる時間はイーストの5倍!だが創業から約150年経った今も、変わらぬ味を届けるべくその製法を守っている。




シナモンが気に入ったパンはこちら!

お店をぐるっと見た後は、2階にあるカフェスペースへ。ここでドリンクを頼めば、1階で買ったパンをイートインすることもOKだ。シナモンがチョイスしたのは、看板の「酒種 桜あんぱん」(162円)と「酒種 ジャムぱん」(195円)、「あんバター」(249円)の3品!


なめらかなあんに、真ん中に埋め込まれた桜の塩漬けの塩気がアクセント。ふわふわの生地とあんこは、双方25グラム(計50グラム)と決まっているそう!

実はジャムパン発祥のお店もここ!中にはきゅっと甘酸っぱいジャムがたっぷりイン。香り高い酒種生地との相性が絶妙だ

中にはミルキーなホイップバターとあんこがぎっしり!こちらはふんわり歯切れいいフランス生地で、その香ばしさと甘いあんことのバランスが◎

「パンって、その国によって特徴があるのかもしれない!」と、またひとつパン作りのヒントを得たシナモン。勉強の日々はまだまだ続きます。
【次回予告】

第7話の配信は10月27日(金)!北海道からやってきた「満寿屋商店 東京店」へ行ってきます!お楽しみに!
著・東京ウォーカー編集部
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