大阪・道頓堀の名店の味が、コンビニで味わえる！？

昭和21年創業の大阪・道頓堀の純喫茶「アメリカン」と、大阪の老舗パンメーカー「神戸屋」がコラボしたパンが早くも話題に。

コンビニで発売されたのは、ユニークな3種のパン。ひとつは、見た目のインパクトが大の“星のケーキ”（￥98）。純喫茶アメリカンのトレードマークの星を前面に出した、イチオシの商品だ。そのキュートな見た目に注目が集まりがちだが、実は味の開発にもかなりのこだわりがあるそう。店で一番人気のホットケーキの味をパンで再現した商品で、星型のパンなのに、ホットケーキの味が楽しめるのだ。

「お店では鉄板で焼くホットケーキを、パンとしてどう表現するか…。何度も試食を重ねて悩みました」と神戸屋の開発担当者。老舗の純喫茶だけあって、メニューのレシピは門外不出。そのため、神戸屋の開発スタッフが何度も店に通い、人知れずメニューの試食を繰り返したのだという。「バターが染み込んだほんのり甘い生地に近付けるため、シュガーマーガリンをトッピングして、焼きながら溶かして生地にじんわりと染み込ませるなど、さまざまな工夫を凝らしました」。

そのほか、特製プリンを再現した“プリンデニッシュ”（￥130）、イタリアンスパゲッティをイメージした具材をパンでサンドした“イタリアンドッグ”（￥150）の2種がスタンバイ。どちらも材料や調味料など、レシピを一切教えてもらわず、開発担当者の舌だけを頼りに仕上げたというのだから驚き。

完成したパンを試食した店のスタッフも、「レシピを教えていないのに、こんなにしっかりした商品ができるなんてビックリです！」とお墨付きをもらったほど、完成度は高い。

3種のパンの発売は3/23（火）から。見た目もユニークで、味もバツグンのコラボパンシリーズをぜひ食べ比べてみて！　4月下旬までの期間限定発売（予定）で、関西地区のファミリーマートでしか手に入らないので、気になる人はファミマへ急げ！　【関西ウォーカー/大島純子】