自宅で寿司が回る回る!? 実録｢出張回転寿司｣

自宅や会社にいながら回転寿司を楽しみたい…。そんな夢のような希望をかなえてくれるサービスを発見！ それは｢出張回転寿司｣。その元祖は、なんと愛知県瀬戸市の寿司店｢寿司処 角 本店｣なのだ。愛・地球博でも話題を集めたこのサービスを、編集部で注文してみた。

出張回転寿司ってどれくらいのスペースが必要？ 何を用意すればいい？ ナゾだらけのまま予約し、迎えた当日。言われるがまま粉茶用の湯だけを用意して待っていると、“出張！ 回転寿司”と書かれたド派手なトラックが到着した。準備はすべてスタッフが行ってくれるが、トラックから機材を降ろす様は、まるで引っ越し業者！ でもその正体は、寿司職人なのだから面白い。

機材を運ぶ姿をワクワクしながら見ていると、会議室のデスクの上に回転ベルトのレーンをオン！ レーンの長さは1基約90㎝、幅約45cm。最低2基必要なので、180㎝×45㎝の広さが確保できれば、たとえ6畳の部屋でも寿司を回せるのだとか！ 1人暮らしの部屋にだって呼べちゃうかも。

そして新鮮なネタがケースに並べられ、湯飲みや醤油がカウンターに並び、到着からここまで約30分で編集部が回転寿司に変身！ これはもう、寿司を味わうっきゃない。握りたての寿司がカタカタと回り始め、回転寿司パーティーのスタート。新鮮な寿司に編集部一同感激し、黙々と食べ続けて持ち込まれたネタはほぼ完食してしまった。

気になる費用だが、板前さんが2人来てくれ、ベルトコンベヤー一式、ネタケース一式(割引券で￥5000引き、詳細問い合せ)がセットになった出張基本料金は2万1000円。これに食べた分だけの寿司料金が加算される仕組みだ。1皿の価格、内容は店と同じで120〜180円。今回は1人1575円で見積もって、10人で1万5750円。これに基本料金を足すと、1人当たり3675円！ 編集部で寿司が回っている非日常感…。これを安いととるか、高いととるかはアナタ次第!?

会社やイベントだけでなく、ホームパーティーなど子供がたくさん集まる場所など、活躍の幅いっぱいの出張回転寿司。予約時に人数や部屋の広さ、駐車場の有無などを伝えよう。人気があるので、特に週末に呼びたいなら1か月前には予約を！ アナタも寿司職人を独占している優越感を味わってみては？【詳細は東海ウォーカー2月2日発売号に掲載】