2017年ハロウィン、トレンドは“甘口どくろ”

東京ウォーカー(全国版)

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秋の一大イベント、ハロウィン。欧州発祥の祭りだが、近年は日本でも10月の行事として定着し、年々盛り上がりぶりも大きくなっている。そんななかハロウィングッズの市場も急成長。今年は甘口な“スカル(どくろ)”モチーフのグッズが注目を集めている。

日本でも10月の行事として定着したハロウィン。今年の売れ筋キーワードは“どくろ”!?画像提供:Flying Tiger Copenhagen、クリアストーン(左から)


ハロウィングッズのなかでも、まず気になるのが、ニーズが拡大している仮装用のコスチュームだ。地域のハロウィンイベントに参加する人が増えたことや、イベント好きの若者層がクラブやパーティ、テーマパークで着用することから、巷のショップでは多種多様なコスチュームが取り扱われるようになった。

これまでは「魔女の宅急便」といったアニメや、「ウォーキング・デッド」といったドラマなどの影響もあって、“魔女”や“ゾンビ”のモチーフが人気を誇っていたが、今年のハロウィンイベントでキーワードとなりそうなのが、カラフルな“スカル”。以前からファッションフリークに支持されてきたモチーフではあるが、今年はハロウィンに向け、ちょっぴり可愛らしさのあるスカル柄コスチュームが多数登場しているのだ。

ドン・キホーテなどで衣装を販売する大手コスチュームメーカー、クリアストーンの広報担当者は、「確かに、メキシコの祝祭『死者の日』をイメージした、シュガースカルというジャンルはきています。シュガースカルは、骸骨に花などの華やかなメイクをほどこしたもので、今年はどこの雑貨屋にいっても、オーナメントやインテリア、プレゼントボックスやお菓子など、これをモチーフにしたものが並んでいますね」とコメント。

流行の理由を「昨年も血糊メイクなどが人気となったので、その層がさらなる刺激を求めてシュガースカルにシフトしているのではとみています」と分析し、「弊社でももちろんシュガースカルをコスチューム化しました」と胸を張る。ちなみに人気商品は、フェイスシールやドーランもセットになった「シュガースカル ブライド」のコスチューム(6990円)だという。

メキシカンスタイルの華やかなスカルの置物も


コスチュームだけではない。デンマーク生まれの雑貨ストア「Flying Tiger Copenhagen(フライング タイガー コペンハーゲン)」でも、「今年のハロウィンのスカルアイテムは昨年よりかなり増えています」(広報担当者)とのこと。同社でのスカルアイテムの取り扱い数は29品。手軽にシュガースカルに変身できる「パーティーマスク」(200円~)や、スカル形の「クッション」(500円)、オシャレさんにも引きがありそうなスカル柄「トートバッグ」(200円)などを展開している。

同広報は、「海外でも、『死者の日』という行事の華やかさから、メキシコのシュガースカルに注目が集まってきているという流れはあるみたいです。Flying Tiger Copenhagenでは、昨年はカボチャのお化けなどのモチーフが人気でしたが、今年は一押しのスカルアイテムで、センスの良い“大人ハロウィン”を楽しんでみてください」とアピールする。

ハロウィンは、非日常感が楽しめる日。今年のキーワードやファッション性も意識すれば、ワクワク感が倍増しそうだ。【ウォーカープラス編集部/Raira】

Raira

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