【福岡】1位は北九州で人気の“ピュアな淡麗豚骨”!ラーメンWalkerグランプリ総合部門ベスト3

2017年11月17日 20:27更新

九州ウォーカー

Twitterで
シェア
Facebookで
シェア

ラーメン情報誌「ラーメンWalker」(KADOKAWA)が行っている、旨いラーメン店を決めるランキング「ラーメンWalkerグランプリ」。2016年12月31日までにオープンした店舗を対象に「福岡総合」「九州6県総合」「福岡新店」の3部門で、読者と百麺人の投票によって選ばれた全国屈指の“ウマイ店”を大発表!今回はそのなかから、福岡県のベスト3を紹介しよう。<情報はラーメンWalker九州2018(2017年10月6日発売)より>

【1位】南京ラーメン 黒門(8967pt)


店主・川内久門さんが作り続けているのは、今はなき伝説の店「黒木」の味だ。「黒木」とは八幡で愛されていた「南京ラーメン」の通称。かつて年間500杯を食べ歩くラーメンフリークだった川内さんは、自身が一番に惚れ込んだ「黒木」に後継者がいないことを知り一念発起。「唯一の味を絶対に途絶えさせたくない」と、継承に名乗りをあげた。「弟子はとらない」という「黒木」の店主を熱意で動かし、通い続けること2年半。骨の下処理から火加減、水の量、所作までを目で見て、頭に叩き込み、2003年6月に「南京ラーメン 黒門」を開店した。

丸骨と背骨を強火で一気に炊いて旨味を抽出


「黒木」に習ったスープは、半透明に澄んだ淡麗豚骨。豚骨の煮込み時間は約6時間と短く、1日ごとに使い切る「取り切り」が身上だ。スープの液面には、骨の髄から染み出した細やかな脂がキラキラと輝き、細やかなアサツキ、根と芽を両切りしたモヤシなど、端正に整えられたトッピングも実に美しい。鼻をくすぐるのは、臭みのないふくよかな香り。口に含めば優しい滋味がじわり、じわりと広がる。強烈なインパクトはない。しかし、飲めば飲むほどに押し寄せる旨味、甘味、深いコク。心の芯まで響く一杯とは、まさにこのことだろう。

【写真を見る】サイドメニューのおにぎり。契約農家直送の有機米を使用


サイドメニューはおにぎりのみ。有機米を使うシンプルな塩おにぎりは、ラーメンのスープと合う。

店主の川内久門さん


川内さんは「『黒木』の親父さんが“仕込みでも見に来るか?”と言ってくれたあの日から、もう17年近く経ちましたが、未だに修業の日々です。『黒木』の味を守りながら、私のこだわりも追求していきたい。一人でも多くの方に喜んでもらえる一杯を目指してがんばります」と話す。

ラーメン(600円)


【おすすめの一杯!】ラーメン(600円)。特注麺は固くなりすぎないように茹で上げる。クニュっとした優しい食感でスープとのなじみもいい。2種類のチャーシューがのり、バラ肉は舌にのせるとトロリ、モモ肉は肉本来の旨味を楽しめる。有明海産「佐賀初摘み海苔」を追加すれば、爽快な磯の香りが弾けて、また美味である。

【ラーメンデータ】<麺> 細 / 角 / ストレート(120g) / <スープ> タレ / 醤油 :仕上げ油 / なし : 種類 / 丸鶏

2016年に1月に遠賀町より移転


[ 南京ラーメン 黒門 ] 福岡県北九州市若松区青葉台南3-1-5 / 093-777-4688 / 11:00~16:30(LO16:00) / 月曜、第4火曜休み / 14席(カウンター10、テーブル4) / 車=九州自動車道鞍手ICより約26分

【第2位】ラーメン海鳴 中洲店(6741pt)


「海鳴だけで楽しめる、本当に旨い一杯」を掲げる店主・大久保さんが辿り着いたのは、魚介と豚骨を合わせた「魚介とんこつ」だ。2種類の煮干しと3種類の節、昆布から旨味を抽出した魚介ダシに、豚の頭骨を炊き込んだ秘伝のスープを配合。食べ進むにつれて節系から豚骨、最後は煮干し系へと味が変化する。幾重にも重なる味の層こそが、大久保さんが追い求めたものだ。自家製麺は歯応えや喉越しなど食感の異なる2種類を用意し、辛味噌入りの「火豚骨」、バジルが香る「ジェノバ」といった進化を遂げたスープごとに使い分ける。

下処理は全て手作業で行う


下処理の手間を惜しまないのが海鳴流。ダシの主軸となる煮干しは、頭と内臓を手作業で取り除いた1.2kgを使用する。

「味、素材すべてに手を抜きません」と店長の大久保茂雄さん


「素材選びから下処理、仕上げに至るまで一切妥協せずにこだわり抜いた一杯を、評価していただけてうれしいです。しかしながら、海鳴のラーメンはこれで完成ではありません。これからも精進し続けますので、期待して待っていてください!」と、大久保さんは意気込みを語る。

魚介とんこつラーメン(720円)


【おすすめの一杯!】魚介とんこつラーメン(720円)。魚介と豚骨の旨味を凝縮したスープは柔らかい口当たり。つるりとした喉越しの自家製麺とよく合う。さらに食欲をかき立てるのが、軽く炙った香ばしいチャーシュー。食感のいいネギも盛り付けて、味・見た目ともに上品に仕上げる。

【ラーメンデータ】<麺> 中細 / 角 / ストレート(100g) / <スープ> タレ / 醤油 : 仕上油 / なし : 種類 / 豚骨・魚介(煮干・節系)

中洲の一角に店を構える


[ ラーメン海鳴 中洲店 ] 福岡県福岡市博多区中洲3-6-23 / 092-281-8278 / 18:00~翌6:00(LO5:50) / 日曜休み / 11席(カウン ター4、テーブル7) / 地下鉄中洲川端駅より徒歩3分

【3位】ふくちゃんラーメン 本店(6420pt)


3代にわたって味を守り継ぐ、創業42年を迎える豚骨ラーメンの老舗。丼になみなみ注がれたスープは、豚の頭骨を丸2日かけてじっくりと煮込んだ“コク”と、その日に仕込んだ“キレ”の2種類を絶妙な割合でブレンドしたもの。

スープは当日朝に仕込んだものと、前日から仕込んだものをブレンドして使う


麺は泳がせて茹でたあと、火を弱めた羽釜内で短時間蒸らす


ほんのりと甘さを感じるスープに、麺は中太ストレート。王道ともいえる飽きのこない味は、連日オープンと同時に満席になるほどの人気だ。分厚いチャーシューも好評で、自家製のニラキムチ(無料)を巻いて食べるのもいい。釜の前に仁王立ちした、3代目店主の流れるような“麺釜さばき”も必見だ。

「旨い一杯を作り続けます!」と、店長の榊 伸一郎さん


「おかげさまで今年もランキング入賞することができました。お越しいただいているお客さまと、数あるラーメン店のなかからうちに投票してくださった皆さまに感謝いたします。これからもこの田隈の地で、旨いラーメンを提供できるよう努力していきますので、今後もよろしくお願いいたします」と、店主の榊さん。

ラーメン(600円)


【おすすめの一杯!】ラーメン(600円)。豚骨の“コク”と“キレ”を意識したスープに、もっちり感のある麺、部位ごとに異なる厚みで切り分けるチャーシューが入る昔ながらの一杯。「ふくちゃん」で開発したニンニククラッシャーで潰した生ニンニクを入れるとさらに旨味UP。

【ラーメンデータ】<麺> 中太 / 角 / ストレート(100g) / <スープ> タレ / 醤油 : 仕上油 / 非公開 : 種類 / 豚骨

昔ながらの食堂のような雰囲気で家族連れにも人気


[ ふくちゃんラーメン ] 福岡県福岡市早良区田隈2-24-2 / 092-863-5355 / 11:00〜21:00、売切れ次第終了 / 火曜休み / 21席(カウンター9、テーブル12) / 地下鉄賀茂駅より徒歩5分、西鉄バス田隈新町すぐ

【九州ウォーカー編集部】

九州ウォーカー編集部

この記事の画像一覧(全14枚)

キーワード

ページ上部へ戻る