“ヒーおばあちゃん”も太鼓判!「カラムーチョ」味サラダチキン開発秘話
東京ウォーカー(全国版)
ファミリーマートの「サラダチキン」に10月24日、新フレーバーが加わった。その名も「国産鶏サラダチキン カラムーチョ ホットチリ味」(258円)。
一般的には、ナチュラルで健康的なイメージが強い「サラダチキン」。湖池屋の「カラムーチョ」といえば、激辛ブームの火付け役とも言われているスナック菓子だ。「サラダチキン」とのコラボレーションはかなり斬新な印象を受ける。

「なぜサラダチキンとカラムーチョ?」「ネタじゃなくて本当においしいの?」と疑問を抱いていたところ、「カラムーチョ」の名物キャラクター、ヒーおばあちゃんが、商品を持って記者の前に現れた。

ファミリーマートで販売されている「国産鶏サラダチキン」シリーズの全ラインアップを机にずらりと並べ、その中でも「カラムーチョ ホットチリ味」を手にとり、無言のアピールを続けるヒーおばあちゃん。初対面の感想としては、ヒーおばあちゃん、思っていた以上に大きい。つぶらな瞳でじっと見つめられると、黙っていてもかなり迫力があり、自信作である熱意は伝わってくるが、残念ながら話すことはできない模様。
そこでヒーおばあちゃんに代わり、開発を担当したファミリーマートの小出宏明さんに話を聞くことに。小出さんによると、「国産鶏サラダチキン」シリーズは前年比150%を超えるペースで売上を伸ばしており、とても好調な商品とのこと。そこで「さらに多くの人に手をとってほしい」との想いから、他の企業と初のコラボレーションをすることになったそうだ。

ではなぜ、その相手に湖池屋の「カラムーチョ」が選ばれたのだろうか。「一般的にサラダチキンは味の薄いものがメジャーですが、ファミリーマートでは辛いものや、味の濃いフレーバーも支持を得ています」と小出さん。最近では「タンドリーチキン風 国産鶏サラダチキン」が1番人気の時期もあったという。
だが、これまで刺激的な辛さの商品は発売されていなかったため、「もっとわかりやすい辛さのものを」と考え、30年以上のロングセラー商品である「カラムーチョ」と手を組むことになったそうだ。
ここで気になるのは味だが、記者が試食してみたところ、想像していた以上においしい。単純に辛いだけでなく複雑な旨味も感じられ、ついもう1口食べたくなる。「カラムーチョには辛さだけでなく、オニオンやガーリックの後をひく風味もあります」と小出さん。
「サラダチキン」は「カラムーチョ」のように油で揚げる行程がないため、近い味を出すのに苦労したとのこと。今年の4月から開発に着手し、10回ほど試作を繰り返す中で、「カラムーチョ」の開発担当者からもアドバイスを受けながら、納得のいく商品が完成したそうだ。さらに、辛さはあるものの、カロリーは100gあたり118kcal、食塩相当量は1.6gと、他のフレーバーとほぼ変わらない点も魅力だという。

最後におすすめの食べ方を聞いてみると「サラダにほぐして食べても良いですし、味が濃いので麺類にほぐしてのせても非常に合います。また、ビールのおつまみとしてはこれまで『スモーク香る国産鶏サラダチキン』が人気でしたが、良いライバルになるのではないでしょうか」と教えてくれた。
インパクトの強さだけでなく、味も実力派の「国産鶏サラダチキン カラムーチョ ホットチリ味」。辛い物好きの人は、ぜひ一度お試しあれ。【ウォーカープラス編集部/水梨かおる】
※沖縄県は10月31日(火)発売
水梨かおる
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