【福島】そこまでするか! 自分で小麦を栽培して石うすで挽く、完全なる自家製麺

東京ウォーカー(全国版)

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ラーメンWalkerグランプリ福島2017で、福島総合2位に輝いた「中華蕎麦 こばや」(福島市)。店主の実家は製粉所の老舗。自分で挽いた粉を使ったラーメンを提供したいと15年に開店した。<※情報は「ラーメンWalker福島2018」より>

「煮干中華蕎麦」は手もみの麺が秀逸


4種の地粉をブレンド! 麺の風味と食感は強烈


「理想の麺は原料から自分で」と、小麦栽培からスタート。挽きたて・打ちたて・揉みたての“三たて”を掲げ、福島食材の魅力を一杯に凝縮する。

店内と自社工場でひく「石臼挽き」など4種の地粉をブレンドした麺の風味と食感は強烈。その麺に負けない無化調スープは、丸鶏に豚の背ガラや魚介系を加えてたき込み強い旨味を放つ。

人気の「煮干中華蕎麦」(800円)は、4種の煮干しから抽出したダブルスープによる、パワフルな旨味と香ばしさが秀逸だ。自家製粉の多加水麺は、県産小麦を100%使用。小麦の風味が圧倒的で、挽きたて、打ちたての太麺に手もみを加えて力強い歯応え。中盛&大盛が無料なのもうれしい。

製粉所の5代目がこだわった、ラーメン店開業


【画像を見る】こちらは中細ストレート麺の「中華蕎麦」


「中華蕎麦」(750円)は、煮干し中華とは異なる中細ストレート麺。低加水のため、豊潤な鶏ガラスープをよく吸って美味。

店主の廣田裕介さんは、同店のほか「たなつものSHOKUDOU」(福島市)や穀物工場を展開する「たなつものグループ」の代表。焼肉店やオーガニック食品店も経営する食のプロだが「製粉所の5代目として、自家製粉の麺屋開業は以前からの夢だった」。

石うすの製粉機でひいた粉


煮干しは時期と産地により厳選


店内に置かれた石うすの製粉機でひいた粉をブレンドして毎朝製麺機にかける。一方、食材は福島の地鶏、エゴマ豚、地鶏卵、地野菜、県産丸大豆醤油などを使用。煮干しは時期と産地により厳選したものを、バランスよく配合している。食材を作るため、作り手と共に畑に入るなど、農と食への情熱は果てしない。

店内は和風の趣


JR金谷川駅前にある


住所:福島市松川町関谷字坂下71 電話:024-573-1106【ラーメンWalker福島 編集部】

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