【Pocochaコラボ】人気ライバーが酒蔵をレポ!お土産のウイスキーは「入賞の報告と恩返しに」
東京ウォーカー(全国版)
DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」と、ウォーカープラスがコラボレーション。ウォーカープラスへの出演権をかけたライバー(配信者)向けイベントが開催され、「ガガちゃん」さんがその権利をゲット。「百年梅酒」アンバサダーに就任し、明利酒類を訪れた。お酒なら梅酒を飲むことが一番多いと話すガガちゃんさんが、驚くほどのラインナップがそろう「百年梅酒」を飲み比べて選んだお気に入りは?

歴史ある酒蔵が作る梅酒は年間6万リットル!
茨城県水戸市にある明利酒類は、江戸時代の末期の安政年間に創業した加藤酒造店を前身として、150年以上の歴史をもつ酒類メーカー。かつて明利酒類が開発した「明利小川酵母」(「協会10号酵母」)は、全国に1500~1600社ほどある酒蔵の240社以上が使っているというほどで、日本酒の歴史に大きく貢献してきたメーカーでもある。
酒造りに適した水戸の水を使った日本酒からはじまり、今では同社のシグネチャーである「百年梅酒」以外にも各種焼酎、ウイスキー、リキュールと、幅広い種類のお酒を製造・販売している。アーティストやVTuberとのコラボ商品も展開するなど、長い歴史を大切にしながら新しいものを積極的に取り入れていく姿勢も特徴的だ。そんな明利酒類の「梅酒と酒の資料館 別春館」に併設されている蔵を見学させてもらった。

「百年梅酒」の仕込みを行っている蔵に入ると大きなタンクが立ち並んでいて、その姿に圧倒されるガガちゃんさん。手を伸ばしても上まで届かないほど大きなタンクは、一つに6000リットルも入るという。

ここは、すべての梅酒商品のベースとなる原酒を仕込む最初の場所。6月に15〜20本あるタンクに計40トンほどの梅とアルコール、砂糖を入れて8~10カ月ほど漬け込むという。それぞれのタンクの味を製造部の川崎大夢さんがチェックし、OKが出たものから、さらに大きなタンクに移し、熟成させていく。
安定した味を提供するために、すべての液を一つのタンクに集約するが、その総量は6万リットルにもなるというから驚きだ。商品の種類によって2年半から長期熟成させた原酒をもとに、ブランデーやハチミツなどを追加し、味を整えていくという。
梅香る蔵で6種類の「百年梅酒」を飲み比べ
見学をさせてもらった日は、液を抜いたあとの梅だけがタンクに残っている状態だったが、蔵には甘酸っぱい梅の香りが漂っていて春気分に浸らせてくれる。

そんな蔵の中で、お待ちかねの試飲タイム!施設の案内をしてくれた営業部の草野洸さんが教える順番で梅酒を飲み進め、ガガちゃんさんも味の違いを楽しんだ。
最初にいただいたのは、「百年梅酒 春花」(1815円)。通常は華やかですっきりとしている品種の白加賀という梅を、熟成によってまろやかな深みのある味に仕上げているところ、あえて熟成期間の短いフレッシュな状態のまま商品にしたのが「春花」だ。新酒の完成を祝うワインのボジョレーヌーボーになぞらえて誕生した、若さのある酸味を楽しむことができる期間限定の商品となっている。
ガガちゃんさんが「家で漬けた梅酒のような親しみのある味ですね」と感想を言うと、「さっぱりとした味なので、これを炭酸で割ってグビグビ飲むのが好きという方もいらっしゃいますね。飲みやすいですが、意外と20度もあるので飲み過ぎには注意です(笑)」と草野さん。

次にいただいたのは、原酒にブランデーとハチミツを加えた定番の「本格梅酒 百年梅酒」(1572円)。そして、青梅ではなく黄色く完熟した梅を漬け込んだ「百年梅酒 完熟梅特別仕込」(1728円)を試飲した。
「『完熟梅特別仕込』は、イベントで飲んだ『本格梅酒』とはまた違って、より甘みを感じました。飲みやすくておいしいです!」(ガガちゃんさん)
「百年梅酒 完熟梅特別仕込」は、「本格梅酒 百年梅酒」とまったく同じ製法と思えないほど、甘さが際立っている。しかし、ベタベタとした甘さではなく後味はすっきりしていて飲みやすい。

甘さが印象的な梅酒から一転して、果肉入りの「百年梅酒 すっぱい完熟にごり仕立て」(1728円)は酸味のインパクトが強烈な梅酒。暑い日に飲んだり、食事と合わせて飲んだりするのがおすすめとのこと。
葵の御紋が入ったパッケージで高級感あふれる「百年梅酒プレミアム」(3300円)は、長期熟成した原酒にブランデーとハチミツ、黒糖を加えたもので、とろりと甘く濃厚な飲み口だ。
最後は、広く酒作りを行う明利酒類ならではの、バーボン樽で熟成させた「百年梅酒 ウイスキー樽熟成」(4500円)。スモーキーな風味がプラスされた独特の味わいを楽しめる。
「別春館」で感謝を伝えるお土産を購入!
ガガちゃんさんが手に取っていたのは、実は明利酒類のドラマが詰まったウイスキー。

明利酒類では、60年前にウイスキー工場が燃えてしまったことで返納したウイスキーの酒造免許を取り直して、2年前からウイスキー作りを再開した。
草野さんは「『TAKAZO』は完成度が高いながら、ウイスキー事業のリボーン商品として0.5歩目の商品という位置づけです。そして、『百年梅酒 ウイスキー樽熟成』を寝かせた樽で熟成させた『TAKAZO』(プラムワインカスク)を1歩目の商品としています。その樽で次は梅酒を漬けて…とすべてがつながっているんです」と熱く語る。

「お父さんの誕生日にいつもウイスキーを贈っているので、ウイスキーがいいかなと。大学まで出してくれて、10年以上もテニスを続けさせてもらったり、ポコチャでの活動も応援してくれたりと、ずっとやりたいことをやらせてもらっているんです。初めて挑戦したPR系のイベントで入賞できた報告とこのお酒で、恩返しができたらという気持ちです」(ガガちゃんさん)
やりがいを感じられることに挑戦したいという思いでライバーに
ガガちゃんさんがポコチャを始めたのは、会社員としての自分に疑問を感じたことがきっかけだという。
「今まで大切に育ててくれた親に恩返しをしたいとずっと思っていて、社会人になったら…と思っていたけれど、普通に会社で働いているだけだと自分で何かをやっているという実感が持てなくて。このままでいいのかなと思って、何かに挑戦してみようとインフルエンサーを目指したんです。それでインスタグラムの投稿を毎日頑張ってやっていたんですが、ある日いきなりバンされて、全部が白紙になってしまって。その時にテニス部だった友達からライブ配信を教えてもらったんです」(ガガちゃんさん)

会社員との両立は睡眠不足にもなり、大変ながら、やりがいをもって臨むことができているという。
ガガちゃんさんが今回のイベントにエントリーした理由を訊ねてみると…「先日、所属する事務所で、チーム対抗戦のイベントがあって、250人ぐらいの1チームを束ねる副団長っていうポジションをやらせていただいたんです。副団長として数字でしっかりとチームメンバーを引っ張っていかなきゃいけないということに、責任感とやりがいを感じました。それもあって、イベントに出たいなと思ったタイミングで『百年梅酒アンバサダー』のイベントがあって。一番飲むお酒が梅酒というくらい好きなお酒に関われることと、PR系のイベントに参加したことがなかったので、やってみたいなと。リスナーさんに『百年梅酒』の魅力を伝えることで自分のPR力を試してみたかったですし、リスナーさんと同じものを楽しむという経験もおもしろそうだなと思ったんです。だから今回、1位になれて本当にうれしかったです」と、笑顔を見せてくれた。

雑談枠として日常の話をすることが多いというガガちゃんさん。
「全体を見て、声をかけてみんなが楽しくいられる空気感の配信にすることを大切にしています。それがポコチャの難しいところであり、楽しいところでもありますね。ファミリーだけが楽しいんじゃなくて、初見さんもウェルカムな空気をみんなで作っていこう、とずっと言っているので、ファミリーは耳にタコができているかも(笑)。温かいリスナーさんに恵まれているおかげでポコチャをやめたいと思ったことはないですし、今年は事務所の年間ランキングでトップ10入りを目指して頑張りたいです。将来的には、『ライバーといえばガガちゃん!』と思われるような存在になって、自分のブランドを立ち上げたりして、2つの軸をもった活動をしていきたいと思っています」(ガガちゃんさん)

●Pococha ガガちゃん
https://www.pococha.com/ja-jp/app/users/fb2d3015-098b-4034-ae8f-c805d4825e1e
取材・文=大谷和美
撮影=島本絵梨佳
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