素朴で変わらない味に思わず笑みが!関西の昭和「下町おやつ」4選
関西ウォーカー
懐かしい昭和生まれの「下町おやつ」たち。みんないい顔しています。派手さはないけど憎めないおちゃめなデザインに思わず『ふふっ』と笑みがこぼれ、素朴な甘さは心がホッとほどけます。そしてどれも意外とインスタ映えするかも知れません!<※情報は関西ウォーカー(2017年10月24日発売号)より>
昭和40年代に大流行!かわいいタヌキ出現

「チロル」の「たぬきケーキ」(300円)。79歳になるご主人が九州での修業時代に教わったケーキがこちら。土台はロールケーキ。バタークリームをチョコレートコーティングし、たぬきに見立てています。

長居商店街に1971(昭和46)年に創業。「チロル」のロゴはなんと奥さんが書いたもの。
■チロル<住所:大阪市住吉区長居3-2-22 電話:06-6693-5831 時間:9:30~20:00 休み:月曜 ※月2回 席数:なし 駐車場:なし 交通:JR長居駅より徒歩2分>
昭和28年生まれの野球少年は今も元気

「はやし製菓本舗」の「野球せんべい」(3枚入り360円)。カステラ味の甘いせんべい。キッチュなイラストがかわいい。卵とハチミツがたっぷり入って、優しい甘さ。男の子がかぶるキャップの「H」は「はやし製菓」の頭文字。

昭和のまんまな店構え。阿倍野区の「都市景観資源」にも認定された貴重な建物。
■はやし製菓本舗<住所:大阪市阿倍野区王子町1-7-11 電話:06-6622-5372 時間:9:30~17:00、日祝9:30~16:00 休み:木曜 席数:なし 駐車場:なし 交通:阪堺電軌松虫駅より徒歩3分>
ロマンチックな銘菓!手塚治虫が愛した味

「千成一茶」の「プラネタリューム」(220円)。ミルクとバターを使ったハイカラな味のまんじゅう。1937(昭和12)年に四つ橋に創建された、今はなきプラネタリュームのおやつとして誕生。故・手塚治虫も好んで食べたのだとか。

1989(平成元)年に閉館した「大阪市立電気科学館」のおみやげの製造もしていた。
■千成一茶<住所:大阪市都島区都島本通2-11-11 電話:06-6922-2010 時間:9:00~18:00 休み:日祝 席数:なし 駐車場:なし 交通:地下鉄都島駅より徒歩2分>
神戸っ子は給食でおなじみ!「とくれんゼリー」
神戸市内の小学校の給食時間で、子供たちから大人気の、あの「とくれん」ゼリーを、大丸須磨店の冷凍食品売場で発見!給食には1975(昭和50)年には登場していたそうで、実は徳島の会社が作っていることに驚き。卒業後も思い出の味をぜひ!

正式名は「プデナーオレンジ80」(1個86円)。冷凍食品として売られている。

あの半解凍状態のおいしさを鮮明に覚えている人も多いはず。
■大丸須磨店(北野エース)<住所:神戸市須磨区中落合2-2-4 電話:078-791-3111(代) 時間:10:00~20:00 休み:なし 交通:地下鉄名谷駅よりすぐ>【関西ウォーカー編集部】
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