吉沢亮・横浜流星の美しく熱い姿を捉えた場面写真が到着!“100年に1本の壮大な芸道映画”「国宝」
東京ウォーカー(全国版)
吉田修一さんの渾身作を原作に、李相日監督が放つ映画「国宝」が、第78回カンヌ国際映画祭の監督週間部門に選出された。さらに、主演・吉沢亮さん、共演・横浜流星さん、渡辺謙さんの姿を捉えた圧巻の場面写真が解禁。原作者である吉田さんが「100年に1本の壮大な芸道映画」と認めた作品が、いよいよその全貌を現そうとしている。

才能か血筋かー。二人の若者が挑む歌舞伎の世界
任侠の一門に生まれながら、類まれな美貌を持つ喜久雄(吉沢亮)は、父の死後、上方歌舞伎の名門・花井家の当主・半二郎(渡辺謙)に引き取られる。そこで出会ったのが半二郎の実子・俊介(横浜流星)。正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる二人は、ライバルとして互いを高め合いながら、芸に青春を捧げていく。


しかし、彼らを取り巻く運命は過酷だった。血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り――激動の時代を生き抜き、もがき苦しむ壮絶な人生の果てに、喜久雄が見出す「国宝」への道とは。観る者すべての魂を震わせる圧巻のクライマックスが待ち受ける。


場面写真が映し出す、吉沢亮・横浜流星らの魂の演技
このたび解禁された場面写真からは、役者としての道を歩む喜久雄と俊介の姿が鮮烈に浮かび上がる。互いに熱い想いをぶつけ合う二人の緊張感あふれるシーン。厳格な師・半二郎の指導のもと、全身全霊で芸に打ち込む喜久雄の覚悟。


人間国宝・小野川万菊(田中泯)の一挙手一投足を細部まで吸収しようとする俊介の真剣な眼差しからは、芸に対する並々ならぬ執念が伝わってくる。さらに、「二人藤娘」を舞う二人の可憐な舞台姿は、まさに息をのむ美しさだ。



また、李相日監督と吉沢さんによる特別対談映像も公開。吉沢さんがこの映画に賭けた想いや、撮影現場での知られざるエピソードが明かされる。この対談を観れば、映画「国宝」をより深く味わえること間違いない。
カンヌ国際映画祭選出!世界が認めた日本映画の新たな傑作
そして、この度「国宝」が第78回カンヌ国際映画祭の監督週間部門に選出され、フランス時間2025年5月13日(火)から24日(土)にかけて開催される同映画祭での公式上映が決まった。李相日監督作品としては、初のカンヌ選出となる快挙だ。
李相日監督は選出について「人生を懸けて臨む。その言葉通り、一年半もの間を稽古に費やした吉沢くんを筆頭に、演者たちの覚悟なしには語れない作品です。同様に、スタッフの果てしない献身、そして信頼に感謝が尽きません。カンヌという形で報いられる喜びを噛み締めています。華麗であり、壮絶である歌舞伎俳優の生き様をお披露目する場として、これ以上ない大舞台です」とコメントを寄せている。


「フラガール」で日本アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞を受賞した李相日監督。その繊細かつ大胆な演出力と、四代目中村鴈治郎さんによる本格的な歌舞伎指導が、本作の芸術性をさらに高めている。主演の吉沢亮さんは、一年半にわたる猛特訓で歌舞伎の所作を身につけ、女形・喜久雄を体現。横浜流星さんは日本アカデミー賞最優秀主演男優賞の実力を発揮し、渡辺謙さんは日本を代表する世界的名優として存在感を放つ。さらに高畑充希さん、寺島しのぶさん、田中泯さん、永瀬正敏さん、森七菜さん、三浦貴大さんら、日本映画界を代表する豪華キャストが集結している。
人生で一度は観るべき、魂が震える映画体験を――。映画「国宝」は2025年6月6日(金)全国公開。

映画「国宝」概要
公開日:2025年6月6日(金)
監督:李相日
脚本:奥寺佐渡子
出演:吉沢亮
横浜流星/高畑充希、寺島しのぶ
森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達
永瀬正敏
嶋田久作、宮澤エマ、田中泯
渡辺謙
原作:「国宝」吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
配給:東宝
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会
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