【福島】鶏と豚の黄金比が、絶妙なコクを生む! これが独創の「とりとん」ラーメン
東京ウォーカー(全国版)
近年レベルアップが著しい福島県いわき市のラーメン。その注目店の一つが「麺屋 さ近(=さこん)」だ。
鶏ガラと豚骨を均等の割合にして、独特のコクを引き出すと話題の店。3か月試行錯誤を重ねた醤油ダレは、薄口をメインに濃口醤油をブレンドしてバランスを調整。さらに風味豊かなアゴ(トビウオ)ダシを足し、スープに合うように作られた。
ミルキーなスープは、オイル追加で味変もできる

「Tritonらーめん 醤油味玉」(750円)は、まず鶏白湯の手法で作り、そこに豚骨スープを組み合わせるハイブリッドな一杯。あっさりと飲みやすく、クリーミーな口当たり。色も鮮やかな、那須御養卵の味玉をトッピングしている。毎日打つ自家製麺は、小麦粉の真芯の部分を用い、香りが豊か。低加水の細麺は歯切れのよい食感が特徴。
食べてみると、まず洋食寄りの印象のスープが非常にミルキーで驚く。しっとりした柔らかチャーシューも、そのスープに合っている。
試してみたいのが、フレーバーオイルでの味変。+50円で注文可だ。醤油味にはニンニク、オニオン、塩味にはバジル、レモンと全4種類そろっている。

担々麺からイタリアン風まで、変化も多彩に

ほかにも味わいたいメニューがズラリ。「Triton 担々麺」(800円)は、鶏豚スープをベースに、ゴマの風味を強くして旨辛に仕上げた。辛口だがクリーミー。


「Tritonらーめん 塩 極」(850円)は味玉、鶏と豚のチャーシュー、白髪ネギ、万能ネギ、黒バラノリなどの全部のせバージョン。「Tritonらーめん ポモドーロ」(850円)はルッコラ、ズッキーニ、バジルなどをトッピングしたイタリアン風の味わいだ。

店主の近内一紀さんは仙台などのラーメン店で働きつつ、ラーメン学校「食の道場」で学んだあと、地元・いわき市にて開業。「これまでの経験を生かしつつ、味は独自性を追求しています」。鶏豚スープで作った、「ラーメン屋さんが作ったカレー」(650円)も評判だ。
住所:いわき市平上荒川字桜町48-3 電話:0246-28-5566 ※情報は「ラーメンWalker福島2018」より再構成【ラーメンWalker福島 編集部】
折笠隆
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