「岐阜城楽市」が岐阜城のある金華山のふもとにオープン!モーニング、ランチ、お土産…目的別・岐阜らしさ満点の必食グルメをリサーチ

東京ウォーカー(全国版)

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織田信長が天下統一の拠点とした岐阜城のある金華山のふもとに、グルメやショッピングを楽しめる新名所「岐阜城楽市」が2025年4月26日にオープンした。「現代版楽市楽座」をイメージした敷地内に、岐阜らしさにこだわった11店舗が営業している。

4月26日にオープンした「岐阜城楽市」

岐阜城についておさらい

織田信長の義父であり「美濃のマムシ」と恐れられた斎藤道三が居城とした、難攻不落を誇った稲葉山城。1567年、稲葉山城の戦いでついに美濃を攻略した信長は城名を岐阜城に、当時「井ノ口」と呼ばれた地名を「岐阜」に改めた。

金華山山頂にある岐阜城天守閣写真提供:岐阜市

岐阜城や金華山、すぐそばを流れる長良川は、岐阜を象徴するスポット。山頂に建つ天守閣は1956年に復興されたもので、天下取りに挑む信長が眺めた360度のパノラマ絶景を楽しめる。

岐阜城天守閣からの眺め写真提供:岐阜市

岐阜城に入城した信長は、山麓に巨大庭園を備える居館を造り、客人をもてなしたと伝わる。現在は岐阜公園として整備され、そして新たなもてなしの拠点として「岐阜城楽市」が誕生。信長のもてなしの心を今に伝えている。

「岐阜城楽市」には、店舗のほか水路や芝生広場も整備

モーニングを楽しむならココ!

「四季彩うどん 華きんとん」は、うどんやおこわを主力とした和食レストラン。岐阜提灯が印象的な店内のほか、岐阜公園の緑を楽しめる気持ちのいいテラス席も備えている。朝8時から営業していて、なんとドリンク代にたったのプラス380円ですましうどん、小倉トースト、茶碗蒸し、フルーツが付く「提灯モーニング」がおすすめ。豪華な朝ごはんで一日をスタートしよう!

「四季彩うどん 華きんとん」外観

「四季彩うどん 華きんとん」のモーニングメニュー看板


8時30分から営業している「井ノ口珈琲焙煎所」では、ドリンク代のみでゆで卵とトーストも付いてくるオーソドックスなモーニングサービスを実施。トーストはマーガリン、はちみつ、チーズ、小倉あんこから好きな味を選べる。

「井ノ口珈琲焙煎所」外観

「井ノ口珈琲焙煎所」のアイスコーヒー(テイクアウト500円、イートイン510円)

また、朝9時から営業している「城下町カフェ 魚久」にもモーニングメニューがある。信長が愛した湯漬けをアレンジした「信長勝負めし【湯漬け】セット」(1080円)と、フルーツ満載の「アサイーボウルセット」(1480円)の2種類。どちらもドリンク付き。

「城下町カフェ 魚久」の外観

「城下町カフェ 魚久」のモーニングメニュー看板

ランチを楽しむならココ!

ランチを楽しめる店はいくつかあるが、手軽にご当地の味を楽しむなら愛知・岐阜・三重のご当地食材を使ったメニューがそろう「愛岐三食堂」がおすすめ。丼物や麺類が充実している。

「愛岐三食堂」の外観

「愛岐三食堂」の店内。券売機で注文するスタイル

岐阜麺の代表としてラインナップしているのは、「岐阜中華そば」(900円)。高山ラーメンのスープをベースに開発され、奥美濃古地鶏のチャーシューやもっちり食感の生麺を合わせた食べ応えのある一杯だ。

「愛岐三食堂」の「岐阜中華そば」(900円)

お酒を楽しむならココ!

ほとんどの店舗が夕方には閉店するなか、唯一、夜9時まで営業している「城下町カフェ 魚久」では、夕食はもちろん一品料理とともに晩酌を楽しむことも可能。店内の囲炉裏で焼き上げる干物と共に、日本酒や焼酎を味わいたい。

「城下町カフェ 魚久」の店内。カウンターには酒瓶がズラリ!

お土産を買うならココ!

岐阜の繁華街、柳ヶ瀬発祥の和菓子店「起き上り本舗」の名物は、ダルマの形をした「起き上り最中」(1個216円)。難攻不落の稲葉山城(のちの岐阜城)を何度も攻めた信長の逸話にちなんだ、縁起のいい最中はお土産にぴったり!

「起き上り本舗」の外観。黄金のダルマがインパクト大!

「起き上り本舗」の「起き上り最中」(1個216円)

近日販売開始予定の新商品として、中のあんを自由にアレンジできる「生だるまモナカ」も準備中だ。

「起き上り本舗」の「生だるまモナカ」

1804年創業の老舗「はちみつ専門店 秋田屋」が手がける初のリアル店舗にも注目。SNSや各種メディアで話題の「トースト専門はちみつ 雪白」(90グラム691円、250グラム1480円)など、オリジナル商品を販売する。リアル店舗ならではの、はちみつ食べ比べ体験も可能!

「はちみつ専門店 秋田屋」の外観

「はちみつ専門店 秋田屋」の「トースト専門はちみつ 雪白」(90グラム691円、250グラム1480円)

カフェで休憩するならココ!

信長が岐阜と改名する前の古い地名である井ノ口を屋号に冠する「井ノ口珈琲焙煎所」は、テイクアウトとイートインを融合させた新業態として出店。店内には岐阜県産トチの木を使ったカウンターやテーブルが並び、ホッとする空間は休憩に最適だ。

「井ノ口珈琲焙煎所」の入口は、芝生広場側にある

フードメニューも、岐阜県産を中心とした一品をラインナップ。納豆の粉末を食べて健康に育った「飛騨なっとく豚」のソーセージを挟んだ「井ノ口ドッグ」(テイクアウト600円、イートイン610円)や、岐阜県産と愛知県産の小麦を使った自家製の「井ノ口チュロ」(テイクアウト580円、イートイン590円)など、コーヒーによく合うメニューがそろう。

「井ノ口珈琲焙煎所」の「井ノ口ドッグ」(テイクアウト600円、イートイン610円)や「井ノ口チュロ」(テイクアウト580円、イートイン590円)など

食べ歩きをするならココ!

フルーツ飴の専門店「Fruits Candy ar.」でぜひ味わいたい「信長りんご飴」(Sサイズ650円、Mサイズ790円)は、ココでしか味わえない限定スイーツ。信長に献上された南蛮菓子のひとつ、きな粉味の有平糖を使用している。ほかにもさまざまなフレーバーのりんご飴があり、パリパリとした飴の食感を楽しめる。

「Fruits Candy ar.」の外観

「Fruits Candy ar.」の「信長りんご飴」(Sサイズ650円、Mサイズ790円)

岐阜のグルメといえば飛騨牛や栗きんとん、鮎などが有名だが、知られざる名品はまだまだある。特に、「岐阜城楽市」では信長にゆかりのある名物にフィーチャーしている。信長の夢見た天下統一に思いをはせ、岐阜城とともに多彩なグルメを堪能したい。

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。

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