ビール×アートの意外な関係性!?「ハートランドビール」の歴史に迫る

東京ウォーカー(全国版)

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キリンビール株式会社のビールブランド「ハートランドビール」は、11月1日(水)に刊行される公式アートブック「Journey Around HEARTLAND」を記念しアートイベント「Journey Around HEARTLAND ~飲むアート展~」を10月27日(金)から10月29日(日)の3日間、「代官山 T-SITE ガーデンギャラリー」で開催した。

緑色のボトルに大樹のロゴデザインがが特徴的な「ハートランドビール」


本アートブックは、7名のイラストレーター達が「ハートランドビール」を構成する7つの要素“ENTRANCE・PEOPLE・SIGHT・CHAIR・LIGHT・TABLEWARE・FOOD”をテーマに、実際に東京都内に存在し、本ビールを扱う飲食店をスケッチ。のべ111点の作品を一冊の本に綴じている。

店の入り口をコンセプトにした「ENTRANCE」ではアクリルイラストレーター・そで山かほ子の作品が


イベント会場では「ハートランドビール」を楽しみながら、111点すべての原画作品を鑑賞することができる仕様となっていた。各モチーフと普段作家自身が探求しているテーマが合致した作品の数々は個性がよく表れており、眺めていても飽きることがない。

一軒の洋館から始まった「ハートランドビール」と「アート」の深い関係性


「ハートランドビール」は「つた館」と呼ばれる1つのビアホールから始まった


なぜ「ハートランドビール」が「アート」と結びつくのか。その原点は、本ブランド誕生時にまでさかのぼる。1986年に1つのビアホールのハウスビールから生まれた「ハートランドビール」。“ビールを楽しむ人の時間と空間”をコンセプトにしていたそのビアホールには、夜な夜な音楽家やアーティストが集っていたそうだ。毎週金曜日に開催されていたライブでは、毎回全く違った系統の音楽が流れ、中世ヨーロッパの音楽から、津軽三味線、インドの民族楽器「シタール」、中国の古代楽器「秦琴」など、訪れるたびに新しい音楽の発見できる、バラエティに富んだ内容で、音楽好きも、ビール好きもみんなが楽しめる「場」になっていた。

「素」(そ・もと)をコンセプトに、麦、ホップ、水で純粋なビールを仕上げている


また、ビアホールの壁を彩るアート作品の募集を機に、新宿南口に巨大円形テントを設置し、都会でのビールを楽しむ「場」を提供した「ハートランドビアサーカス」や、著名人たちのトークショーを銭湯の中で行った「ハートランドビア銭湯」など様々なイベントを行ってきた。アーティストたちがビールを交えて繋がるように、ハートランドもまたアートを通じ世に広がったビールなのだ!

書店で見つけたらぜひ手に取ってみて欲しい


こんな背景を知ると普段何気なく口にしていた「ハートランドビール」も、また違った見え方になるのではないだろうか。今回、7名の作家が店を巡った記録として1冊にまとめ、ページごとに印刷、紙質、加工の全てにこだわって仕上げた本、「Journey Around HEARTLAND」をぜひ手に取ってみて欲しい。【東京ウォーカー編集部/コダマタイチ】

コダマタイチ

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