卵かけご飯、オムレツ…etc.10種類!究極の専用たまごを発見
東京ウォーカー(全国版)
2〜3年前にブームとなった「たまごかけご飯」。専用醤油やふりかけのほか、たまごかけご飯専門店なるものまで各地で登場した。そんな人気の中、面白いたまごを発見した。卵かけご飯専用、目玉焼き専用、オムレツ専用…そんな調理別の“究極のたまご”だ。
このたまご『たまごのソムリエ』シリーズを販売するのは、徳島県の鶏卵卸業者「小林ゴールドエッグ」。同社で販売する専門たまごの中で、1番人気はたまごかけご飯用「究極のたまごかけごはん専用たまご」だ。ほか、目玉焼き、ゆでたまご、玉子焼き・だし巻き、親子・カツとじ、オムレツ、温泉卵、カルボナーラ、ピカタ・天ぷら、ケーキ・お菓子と、全10種類の専門たまごがあるというから驚く。
「“専用”とか言って、どうせ見た目でサイズ分けているだけでしょ」なんて思うことなかれ。そのこだわりはハンパじゃないのだ。
もともと同社はレストランなどにその店の要望に合った卵を卸していて、そこから「調理別の専門卵を作ろう!」と思い立ったのだそう。そして約1年半前に同シリーズの発売を開始した。「調理方法によってたまごのサイズはもちろん、黄身と白身の比率やや味も違います」と同社社長の小林さん。えっ! 卵の中身まで違う!? 一体どのように…?
「鶏の種類や年齢によって黄身と白身の比率が異なります。たまごかけご飯の場合は黄身の比率が多く、またご飯一膳分にちょうどいい小ぶりのものを選んでいます」。たまごを生で食べるなら黄身の比率が多い方が、濃厚でとろっとした味が楽しめ、逆に火を通す場合は、白身の比率が多い方が柔らかく焼き上がるのだ。
さらに、「調理によって鶏の飼料も変える」というこだわりも。例えば、たまごかけご飯の必需品といえば“醤油”だ。だから「飼料に混ぜる魚介系発酵飼料の量を増やすなどして、卵自体に和の風味を出しています」。そうすることで、醤油とさらにマッチしたおいしいたまごかけご飯が味わえるというワケ。この細かなこだわりのため、16の農家でたまごを作り分けているというから、小林さんのこだわりっぷりに感服!
では実際、どう違うのか、たまごを比べてみた。たまごかけご飯用は一番小ぶり。逆にオムレツ用は一番大きく、白身の量もほかのたまごより多め。これを2つも使えばフワフワのオムレツができあがりそうだ。
さて、肝心のお味はと言うと…? たまごかけごはん専用は、白身まで薄黄色の全体的に黄金色のような輝き。たまごの味がしっかりしつつも、白身がサラリとしていて、後味がいい。確かに、醤油を垂らすとちょうどいい塩梅の完成品になる感じだ。逆にだしまきたまご専用はオレンジ色に近い濃い黄色で、ダシに負けないくらいのコクと味わい、焼き上がりのオレンジ色にびっくり。などなど、本当にそれぞれ違いのあるたまごに感激しきり。
“調理別”という今までにない視点で生まれたたまご。販売は徳島県のスーパーが中心だが、東京やそのほかのエリアでも、同社のホームページ(ギフト用18個2000円)、または通販サイト「ウェルネス」(10種40個セット2940円ほか)で購入可能だ。ぜひ一度、究極の味を試してみて。【東京ウォーカー】
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