他人から「あんた何考えてんだ!しっかりしろよ」と叱責される酒浸りの母親。「毒親」という言葉以上のものを漫画にしたい【作者に聞く】
Instagramで何気ない日常を漫画で綴る忍者ママさん(
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)。なかでもいわゆる毒親だった忍者ママさんの母親に関する漫画は、読者から大きな反響が寄せられた。
ウォーカープラスで連載がスタートするコミックエッセイ『しんどい母が、嫌いで好きで。』は、忍者ママさんのお母さんについて描いた作品。「毒親」の一言では語れない関係性を、お届けする。
第1回の今回は、初めて忍者ママさんが「ウチって異常なんだ」と自覚したエピソードについて。
原作は息子、作画は母。異例のスタイルで漫画を執筆
まずは忍者ママさんの自己紹介から。
「はじめまして、忍者ママです。お仕事はグラフィックデザイナーと介護福祉士、お習字の先生と、三足の草鞋でやっています。また、長男のそうちと協力して、インスタでコミックエッセイを描いています。おばさんの日常とか、家族や愛猫のこと、これまでのドタバタな人生…とにかくいろいろ描いています。見てもらえるのがうれしくてコツコツ続けていたら、4年半も休まず投稿していました(笑)」
漫画を描き始めたきっかけとは、どのようなものだったのだろう。
「コロナの時期に当時大学生だった長男のそうちから、『漫画を描きましょう』と誘われたことがきっかけです。原作はそうち、作画は忍者ママという、異例のスタイルでやっています。家族で描いている人は、他にいないかも…?」



