【ホラー】禁断の「覗き見シール」で好きな子の部屋ではなく“闇”を覗いてしまった…ラストに思わずゾッ【作者インタビュー】

東京ウォーカー(全国版)

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【漫画】「覗き見シール」画像提供:兎屋まめ(@usayamame)

好きな人の部屋を覗いてみたいと思ったことはないだろうか?どんなテイストの部屋で、今何をしているのか…。そんなとき、黒魔術サイトで覗き見シール(1500円)を発見する。相手からは見えていることがバレない設計だが、「全てを知られる」ラストに戦慄が走る、兎屋まめ( @usayamame )さんの「覗き見シール」を読んで、涼しくなってみよう。

優等生の裏に潜む闇と静かに迫る恐怖を描く

【漫画】「覗き見シール」を読む画像提供:兎屋まめ(@usayamame)

覗き見シール(2)画像提供:兎屋まめ(@usayamame)

覗き見シール(3)画像提供:兎屋まめ(@usayamame)

本作「覗き見シール」は、「好きな人の部屋を覗いてみたい」そんな禁断の欲望を題材にした短編ホラー漫画である。

主人公が黒魔術サイトで見つけた覗き見シールは、黒目と白目の2枚1組で、白目シールを貼った部屋を黒目シールから一方的に覗くことができるという設定だ。主人公は好意を寄せる宮下さんに「魔除け」と偽り、白目シールを渡すことに成功。帰宅後、黒目シールで部屋を覗くが、目撃したのは彼女が母親を殺害する衝撃的な光景だった。覗いていることはバレていないはずだと安心したのも束の間、彼女がこちらに気づいたように視線を向け、恐怖の幕が静かにあがる…

作者の兎屋さんは、数々の書籍を出版するホラー漫画家である。「何でも紙幣」「後押しチョーカー」と並んで、黒魔術サイトにまつわる連作の一作目として描かれた本作について、兎屋さんは「優等生な女の子にも誰も知り得ない闇がある、というコンセプトで作りました。宮下さんは回を重ねるごとに闇が深くなっていく予定でした。2作目の『何でも紙幣』にその後の宮下さんが出てきます」と制作の裏話について教えてくれた。また、本作を描いたきっかけについては「商業とは別で時々X用に漫画を作ってポストしているのですが、その際に好きなブラックな世界観の内容にしようと思い作りました」と、兎屋さんは振り返った。

ちなみに、兎屋さんが好きなホラー映画は「残穢」や「女優霊」などの「じんわり恐怖が侵食してくるような怪談めいた和のホラー」だといい、好きな漫画家さんは、伊藤潤二先生だそうだ。

兎屋さんの描く静かな狂気は、日常のすぐ隣に潜む恐怖を思い出させる。
黒魔術サイトにまつわる連作もあわせて、ぜひ本編を見てほしい!

取材協力:兎屋まめ(@usayamame)

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